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ローマ、マンチェスター・ユナイテッド戦逆転負けで采配に疑問の声 「なぜロドリゴ・モラを下げた?」

レアル・マドリー戦とインテル戦でも逃げ切れなかったガスペリーニ

ローマはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第4節で、マンチェスター・ユナイテッドに2-3で逆転負けを喫した。オールド・トラッフォードで行われた一戦で、前半に2点をリードしながら、後半に3点を失った。勝ち点は4のままだ。

ローマは第1節でフェネルバフチェと引き分けたあと、レアル・マドリーに敗戦。第3節のスロヴァン・バラチスラヴァ戦で初白星を手にしていたが、あと一歩のところで連勝ならず、暫定で19位となっている。

イタリアメディアは、ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督の采配を敗因の一つに挙げた。

敗因として、『TMW』はジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督がハーフタイムにロドリゴ・モラを下げた交代を挙げた。『RomaToday』も同じ交代を取り上げている。

前半圧倒、後半は沈黙…

ローマは前半、リカルド・モラのアシストからマティアス・スレが先制点を奪うと、17分にはドニエル・マレンのPKで追加点を奪った。スタッツでは、ローマは前半7本のシュートを放ち、うち4本を枠内に飛ばしている。

2点リードで折りかえしたローマは、後半に向けてモラを下げてニコロ・ピジッリを入れた。後半はユナイテッドが巻き返し、結果2−3で逆転負けを喫した。

『TMW』の採点記事は、ガスペリーニ監督に5点を付けたうえで「今回は交代を誤った。なかでも、なぜハーフタイムにモラを下げたのか」と書いた。

同メディアは、論評記事でさらに踏み込んだ。

「45分から46分で何が変わったのか。答えは簡単だ。一人の男である」。

攻撃的MFのモラを中盤のピジッリに替え、ブライアン・クリスタンテを押し上げたことで攻撃の厚みが減り、ユナイテッドにスペースを与えたと論じた。後半は試合を締めることを優先する、というメッセージにもなったとの見方だ。結果を踏まえた評価であることも認めたものの、悪手だったと指摘した。

『RomaToday』は、ピジッリが「一度もボールに触れないまま空回りした」と書く。モラについては「非常に良かった」と評価した。

実際、ローマは後半のシュートがゼロで、前半との差は歴然だった。

繰り返される形

『RomaToday』は、今回の逆転負けを「悪癖」と呼んだ。

レアル・マドリー戦では3-1から3-4とされ、金星を逃した。セリエAのインテル戦でも前半2-0から、ラウタロ・マルティネスの2得点で追いつかれた。負傷者が出ている影響があるとしても、試合中の選手交代がいつも同じような点も批判の対象となっている。

ガスペリーニにとっては、アタランタを率いていた2021年10月にも、同じオールド・トラッフォードで前半2-0のリードから後半3失点して2-3で敗れたことがある

『TuttoAtalanta』は、今回を「5年後、ユニフォームは違っても結末は同じだった」と記した。

ガスペリーニの言葉

ガスペリーニは試合後、後半の流れをこう振り返っている。

「相手がテンポを上げ、はるかに大きなリスクを冒してきたとき、私たちは適切な対抗策を見つけられなかった」

『Voce Giallorossa』によると、レアル・マドリー戦との比較を問われた場面では、「90分間ずっと支配し続けられるとは考えられない」とも述べた。

ガスペリーニ監督は、追いかける立場となった強豪の底力を警戒して守備に重きを置いたが、結果としてうまくいっていない現状だ。

CLではリーグフェーズ突破に向けてかなり厳しい状況となったローマ。悪い癖を早く直して、目標に近づきたいところだ。

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