リーグ・アン最高峰の右サイドという評価も
ミランからリヨンへレンタル移籍中のザカリー・アテカメが、フランスで評価を高めている。そのため1月に早くもリヨンを去るのではないかと懸念する声も出ている。『MilanNews』が20日に伝えた。
アテカメは18日夜のニース戦でもアシストを記録し、リヨンの勝利に貢献。マン・オブ・ザ・マッチにも選ばれた。
●ミラン、アテカメがリヨンでブレイク中 ニース戦ではMVPに選出(2026/10/20)
フランス『L’Équipe』は、このアテカメの活躍を次のようなコメントで称えた。
「自宅にベッカムのビデオテープがあるに違いない」
9試合で2ゴール3アシストの“アテッカム”
スイス人のアテカメは、ミランが保有権を持ったまま、買い取りオプションなしのレンタルでリヨンに在籍している。今季序盤は、リヨンとスイス代表の両方で特別な時間となった。
パウロ・フォンセカ監督が率いるリヨンでは右サイドのレギュラーをつかみ、大きく成長している。フランスでは計9試合に出場し、2ゴール3アシストを記録している。
これに、スイス代表での成績が加わる。ムラト・ヤキン監督のもとでA代表に初めて招集され、9月にA代表デビューを果たして非常に高いレベルのプレーを見せた。4試合に出場し、うち3試合で先発。デビュー戦の北マケドニア代表戦では2アシストも記録している。
「このレベルなら、ミランは1月に呼び戻す」
そのパフォーマンスの高さから、フランスではアテカメの早期退団を懸念する声まで上がっている。
19日には、スペイン『AS』などのパリ特派員を務めるスペイン人記者が、アテカメについて次のようにコメントした。
「アテカメは、現時点でリヨン最高の選手だ。おそらくリーグ・アンでも右サイドバックのトップ3に入るだろう。右サイドでのデュエルでは、フィジカル面で圧倒的に優位に立っている。攻撃参加も素晴らしい。このレベルなら、ミランは1月に彼を呼び戻すだろう」
一方、『MilanNews』は、ミランが買い取りオプションなしのレンタルという形を選んだことを、思慮深い判断だったと評価している。
同メディアによると、この形はクラブがアテカメの潜在能力を信じていることの表れであり、同時に、競争の激しい環境で継続的に力を発揮する機会を与えるものでもある。
だからこそ、現時点で予測できない事情が生じない限り、リヨンでのレンタルを最後まで続けさせるのが理にかなっているとみる。定期的な出場が確実でないままミラネッロに戻せば、シーズン最初の2カ月で築いた順調な歩みを途切れさせることになる恐れがあると指摘した。
将来はアテカメの味方であり、それはミランにとっても同じだ。答えが明らかになるまでには、まだ時間がある――『MilanNews』はこう締めくくっている。
まるでベッカム?アテカメのアシストシーン

