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ミラン、クレシェの加入が大詰め フランクフルトが辞任を受理

カルディナーレの右腕が決定へ

ミランが、アイントラハト・フランクフルトの幹部であるマルクス・クレシェの招へいに近づいている。マッテオ・モレット記者や『MilanNews』が19日に伝えた。

フランクフルトの監査役会は、SD職を即時に退きたいというクレシェの要請を全会一致で受け入れた。

クレシェはこの夏、ミランのテクニカルディレクター就任が話題となった人物。本人はミランと合意したとされていたが、フランクフルトが高額な違約金を要求したことで破談になったと報じられていた。

●ミラン、クレシェ招へいが破談 ディレクター選びはふりだしに戻る(2026/6/18)

クレシェがフランクフルトの幹部を退任することを受けて、ミランが再び関心を示しているという。

最終合意は今週中の見通し

『MilanNews』によると、クレシェとミランの交渉は再び大詰めを迎えている。ドイツ『Kicker』は、最終合意が今週中に成立すると伝えている。

今回はフランクフルト側もクレシェの退団を快く認めているという。

クレシェの契約は2024年に更新され、2028年6月30日まで残っており、現在も有効だ。このためクレシェが他クラブと合意に達した場合、フランクフルトは補償金を受け取ることができる。

『MilanNews』は、フランクフルトが辞任を受け入れた一方で、クレシェを完全に解放するための条項を持っていると伝えている。移籍が実現すれば、約300万ユーロが必要になるという。

金銭面の合意は6月の時点ですでにあり、役割や職務、権限についても、ここ数週間で折り合いがついたとされる。

マルクス・クレシェとは何者か

ドイツ人のクレシェは、現役時代にパーダーボルンの象徴的な選手だった。ライプツィヒではラルフ・ラングニックの下でマネジャーを務め、その後フランクフルトで部門の責任者となった。ミラン周辺にとっては新しい名前ではない。

『MilanNews』は1カ月以上前から、新たなヘッド・オブ・フットボールの加入は十分にあり得ると伝えていた。オーナーのジェリー・カルディナーレが、1日24時間、移籍市場を細かく管理し、ミラネッロでの通常運営まで監督を支えることはできないためだ。

ただし、カルディナーレがクラブの鍵を第三者に預けるわけではなく、自ら関わり続ける。ミラネッロとカーザ・ミランの間で、スポーツ面の権限を持つ人物が、夏にオーナーが示した道筋に沿って代行する形になることが予想されている。

クレシェがフランクフルトで築いたものは、ミランの現状やレッドバードの方針と合っているように見えるとされる。フランクフルトでは近年、才能を開花させた若手が多く出たほか、道に迷っていた有望な選手が復活した。その土台には、ピッチだけでなくクラブ全体の運営を見る作業グループがあったという。

手法は非常に現代的で、データと従来型のスカウティング、人格面の評価を組み合わせる。ピッチの人間とデスクの人間が足並みをそろえ、クラブのスポーツ面と財政面の成長に取り組める「エコシステム」づくりを目指している。

正式な就任発表は、もはや時間の問題だと『MilanNews』は伝えている。

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