本人はオーストリア代表監督続投の可能性も否定せず
レッドバードは、ミランの経営陣を事実上白紙に戻した。ジェリー・カルディナーレ会長は、シニア・アドバイザーのズラタン・イブラヒモビッチとともに、クラブの土台からの再構築を進めている。『スポルトメディアセット』が5月31日時点の状況を伝えた。
ラングニックの回答を待つミラン
最初のステップは、新生ミランのスポーツ部門を統括する責任者を決定することである。現在、その最有力候補に挙がっているのがラルフ・ラングニックだ。
これは先週火曜日にウィーンで行われた会談から浮上した方向性だ。今週中には新たな会談が予定されており、カルディナーレとイブラヒモビッチは、オーストリア代表指揮官から最終的な回答を得たい考えである。
しかし、この選択は一筋縄ではいかない可能性がある。ラングニックはオーストリア代表の合宿地で、自身の去就について問われた際、慎重な姿勢を崩さなかった。
「肯定も否定もしない。現時点での私の交渉相手はオーストリアサッカー連盟だけであり、それ以上に話すことはない」
ラングニックの手元には、ミランからだけでなく、オーストリア代表監督続投のオファーも届いている。さらに、オーストリアサッカー連盟はこの提案に期限を設けているとされ、監督の去就が不透明な状態でFIFAワールドカップ(W杯)を迎える事態を避けたい意向を持っている。
新監督選びはラングニックが担当予定
ミランの内部では、ラングニックの合意を取りつけられるという自信があるという。
ラングニックがディレクターに就任した場合は、新監督選びも一任される見通しで、現時点では、クリスタル・パレスでカンファレンスリーグを制したばかりの同郷のオリヴァー・グラスナーや、38歳のドイツ人指揮官マティアス・ヤイスレといった名前が候補として取り沙汰されている。
ラングニック自身、ミランからの提案に強い関心を示し、真剣に検討を重ねている模様である。ウィーンでの会談に続き、今週中にはカルディナーレ、マッシモ・カルヴェッリ、そしてイブラヒモビッチとの再交渉が行われる予定だ。ラングニックは今後7〜10日以内に最終的な決断を下す意向とされる。
イブラヒモビッチはW杯期間中、アメリカFOXスポーツでコメンテーターとしての仕事を引き受けているため、その意味でも迅速に交渉を進める必要がある。
ミランは現在、カルヴェッリに権限を委譲してさまざまな交渉にあたっているが、スポーツディレクターが決まらないことには新シーズンに向けた本格的な動きを始められない。W杯を控えるラングニックから早く返答を引き出したいところだろう。
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