ミラン、イラオラとの交渉は決裂? ラングニックに再照準か

アッレグリ監督の後任は誰に

ミランは、ボーンマス指揮官を退任したアンドニ・イラオラの招へいに失敗したようだ。『スポルトメディアセット』などが27日に報じた。

スペイン人指揮官を巡る争奪戦は最終局面を迎えている。ミランをはじめ、レヴァークーゼンやベンフィカが関心を示していたものの、現在はオリヴァー・グラスナーの後任としてクリスタル・パレスの指揮官に就任する可能性が濃厚とみられている。

イラオラは家族の生活環境を考慮し、イングランド国内に留まることを希望しており、プレミアリーグからのオファーを受けることにした模様だ。

また、マッテオ・モレット記者によれば、予算規模の違いも決定打になったという。クリスタル・パレスが提示した補強予算はミランの約3倍に上り、提示された年俸条件もミランを上回っていたとされる。

ミランはロンドン現地での交渉を継続しているものの、現時点でポジティブな進展は見られない。

浮上する指揮官の代替案

ミランは以前からイラオラとの交渉決裂を想定し、複数の代替案を検討してきた。

筆頭候補はシャビである。バルセロナでズラタン・イブラヒモビッチとチームメイトだった過去を持ち、カタルーニャの地を離れてからの2年間はフリーの身が続いている。

ただし、この動きに関してはジャンルカ・ディ・マルツィオをはじめとする一部の記者から、具体的な進展の兆候はないとの指摘がなされている点にも留意する必要がある。

その他には、チアゴ・モッタ、前述のオリヴァー・グラスナー、アメリカ代表を率いるマウリシオ・ポチェッティーノらの名前が並ぶ。さらに、ズラタン・イブラヒモビッチと強い絆で結ばれているマルク・ファン・ボメルへの関心も噂になっている。

ラングニック案が再浮上

監督人選と並行し、クラブは新たなディレクター候補としてラルフ・ラングニックとの接触を図った模様だ。

かつてステファノ・ピオリの後任として話題になった現オーストリア代表指揮官は、スポーツディレクターとしてミランから注目されているという。

本人もミラン行きを否定していない。ラングニックは自身の去就について問われた際、「先週末、ミランで並外れた出来事が起きたことにはおそらく誰もが気づいているだろう」としつつ、「契約に関する私の唯一の交渉窓口は、現在もオーストリアサッカー連盟である」と語っていた。

仮にミランがオーストリアサッカー連盟との交渉をまとめ、ラングニックを引き抜くことに成功したとしても、実際に職務を開始できるのはFIFAワールドカップ終了後となることが確実視されている。

夏のメルカートで出遅れるリスクを孕んでいる点が、最大の懸念材料と言えそうだ。

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