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ミランとテオ・エルナンデスの関係が悪化中 残留強行の可能性も

カギを握るのはアトレティコ・マドリー?

ミランとテオ・エルナンデスの関係がますます悪化していると、9日に『MilanNews』が伝えた。

テオ・エルナンデスはミランとの契約が2026年6月までで、クラブは契約延長の意思がない。サウジアラビアのアル・ヒラルが移籍金3000万ユーロの高額オファーを出してミランは合意したものの、2000万ユーロの年俸を提示されたテオ・エルナンデスは拒否している。

ミランはすぐに手にすることができる3000万ユーロを失うことを懸念しており、テオ・エルナンデスがサウジアラビア行きを受け入れることを強く望んでいる。しかし、選手本人はヨーロッパの強豪でなければ移籍を受け入れない構えで、関係がさらに悪化しているという。

その“救世主”となり得るのがアトレティコ・マドリーとされる。しかし、アトレティコ・マドリーの提示額は1500万ユーロで、ミランは最低でも2000万ユーロを求めている。さらに、金銭のみでの取引以外は受けつけない構えというのも、交渉が進まない原因だ。9日夜にはアトレティコ・マドリーがオファーを1600万〜1700万ユーロまで引き上げたという報道もあるが、まだミランの要求には届いていない。

とはいえ、現状はミランにとってもテオ・エルナンデスにとっても良いものではない。テオ・エルナンデスはサウジアラビアへ行くくらいであればミランに契約満了まで“居座る”覚悟だというが、そうなると2026年のFIFAワールドカップ出場が怪しくなる。ミランとしても、得られるはずの移籍金を放棄した上に高額年俸を支払い続けるのは得策ではない。

ともに良い時期も過ごしたミランとテオ・エルナンデス。笑顔で別れることはできるだろうか。

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