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ミラン、失点数はセリエAで11位。後半は特に課題

復帰が近いマリック・チャウに期待?

『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は8日、ミランの今シーズンの守備に注目した。

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ミランは最近調子を上げており、2位ユヴェントスと勝ち点4差の3位につけている。ただ、フロジノーネ戦で2失点したように、守備が安定していない点は不安要素だ。

今季のミランは、第23節終了時点で失点が「27」。これはセリエAで11位の数字である。首位インテル(1試合未消化)が10失点、2位ユヴェントスが14失点であることを考えると、上位2チームとはかなりのひらきがある。

過去のシーズンと比べると、第23節終了時点の数字として27失点は決して悪くない。ステファノ・ピオリ体制でいえば、スクデットを獲得した2021/22シーズンの25失点に次ぐ守備ということになる。ただ、同紙によると、今季のカンピオナートは全体的に失点が少ないシーズンであり、単純な比較は禁物だ。

『ガゼッタ』が特に注目しているのは、後半だ。ミランは27失点のうち18失点が後半で、改善の必要があると指摘している。

主力復帰迫る

1月のメルカートではマッテオ・ガッビアを復帰させた以外にセンターバックを取らなかったミラン。こうなると、負傷離脱中の主力に期待がかかる。

まずはマリック・チャウが復帰予定で、来週にはグループ練習に戻る見込みとのこと。第25節モンツァ戦で復帰となるかもしれない。フィカヨ・トモリとピエール・カルルについては、2月末以降になりそうだ。

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