ミラン、屈辱の大敗で採点大荒れ。「2」が付いた選手も

サッスオーロに5失点の昨季王者

ミランは29日、セリエA第20節でサッスオーロをホームに迎え、2-5で大敗した。現地メディアの採点は、ミランを酷評している。

●ミラン泥沼…降格圏手前のサッスオーロに久々白星献上。5失点大敗でミラノダービー前に順位落とす

ミラン専門メディアの『MilanNews』は、オリヴィエ・ジルーとディボク・オリジのみを「6」としてあとは不合格という評価。ラファエル・レオンとトンマーゾ・ポベガが比較的高く「5.5」としたが、先発のうち7人を「4」と低評価した。

それよりもさらに下回るのがステファノ・ピオリ監督で、「3」の採点。「ホームで屈辱の敗北。試合終了のホイッスルがなる前に多くのファンが帰った。残念ながら、このメンバーを選んだ彼とそのスタッフにも大きな落ち度があると言わざるを得ない」とし、「次節はダービー。管理するのが非常に難しい7日間になる。この1カ月で船は大揺れ。四方八方から水をかぶっている状態だ」とした。

『MilanNews』はまだ優しい方なのかもしれない。『Calciomercato.com』は、さらに低評価を連発。ステファノ・ピオリ監督を「3」としたほか、テオ・エルナンデスとダヴィデ・カラブリアに「3」、チプリアン・タタルシャヌに至っては「2」という異例の採点を付けた。

タタルシャヌについて同メディアは「相手のシュートが全てゴールになった。フラッテージにニアを抜かれ、3点目のベラルディのシーンも出られなかった」と酷評している。