ミラン、また完敗…。ラツィオに4点許す

泥沼にハマった昨季王者

24日に行われたセリエA第19節のラツィオ対ミランは、ホームのラツィオが4-0で勝利した。

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復調のきっかけをつかみたいミランは、一部で報じられたような変化がなく、テオ・エルナンデスが不在でセルジーニョ・デストが起用された以外は、概ねいつもどおりのメンバー選び。チームの奮起を期待した。

しかし、またしても出だしでつまずいてしまう。

開始4分、ラツィオはミリンコビッチ=サビッチがゴールを奪って幸先良く先制した。38分には見事なオーバーラップからマルシッチが放ったシュートがポストに当たったこぼれ球をザッカーニが押し込んで2点差として折り返す。

ミランは前半途中にトモリが負傷。かわりにケアーを投入。58分にはピオリ監督が勝負に出て3枚替え。ジュニオール・メシアス、ブラヒム・ディアス、ジルーを下げてサレマーカーズ、デ・ケテラール、オリジを入れた。

だが、次のゴールもラツィオだった。65分、ミランはケアーが最後方から右サイドのサレマーカーズに出したパスが読まれてインターセプト。ラツィオはダイレクトで左サイドのスペースに出すと、ミランGKタタルシャヌはスペースをケアできず。フェリペ・アンデルソンが追いついてクロスを上げたところにペドロが飛び込み、PKを獲得した。これをルイス・アルベルトが決めて3-0になると、75分にはフェリペ・アンデルソンが決めて4-0となった。

ミランは最後までチグハグで完敗。終了間際にはカラブリアが負傷でピッチを去った。公式戦5試合勝ちなしと、事態は深刻だ。

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