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デ・ケテラール代理人がミラン移籍裏話「本気でプッシュしてほしい」

リーズのほかに、アーセナルやバルセロナも関心

シャルル・デ・ケテラールのミラン加入が正式に決まった。長い交渉のあとで、代理人のトム・デ・ムル氏とヤマ・シャリフィ氏がデ・ケテラールの移籍を振り返っている。ベルギー『HLN』に対するコメントを『MilanNews』が取り上げた。

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デ・ケテラールの獲得には、ミラン以外のクラブも興味を示していた。特にリーズ行きの話があったものの、選手本人がミラン行きを強く望み、最終的に取引がまとまっている。

代理人によると、「ウェスト・ハム、ニューカッスル、アーセナルも話があった。だが、彼らとの話は進まなかったんだ。バルセロナもしばらく前にチェックしていたね」とのこと。「金銭的には、リーズがベストチョイスだっただろう。クラブ・ブルージュにとっても、シャルルにとっても、我々代理人にとってもね」と述べている。

リーズは4000万ユーロの移籍金を用意したという。だが、「シャルルがもう少し待ちたいと言ったんだ」と代理人は明かした。

「リーズが正しいステップなのか、比較対象が欲しかったんだ。それから我々はミランに連絡を取った。本気で彼のことが欲しかったら、早くプッシュしなければ手遅れになる、中途半端なものじゃなく、真剣にプッシュしてほしい、とね」

「マルディーニは自身の契約のことなどで忙しくしていたが、すぐに連絡があった。シャルルはピオリ監督ともたくさん話をして、完全に納得したよ。それで100%ミランに行きたいということになり、事態が変わったんだ」

「ただ、リーズが4000万ユーロを提示していたこともあって、ブルージュは2000万ユーロで売るつもりはなかった。だからミランはオファーを引き上げるしかなかったんだ」

ミランに話を持ちかけたデ・ケテラールの代理人たち。接触そのものはかなり前からあったという。

「ミランはユース時代から追っていた。ただ、最初のコンタクトは2年前だ。シャルルのことを素晴らしい才能だと評価していたが、ミランは当時即戦力を求めていた。だから、じっくり時間をかけて見極めることにしたのだろう。その間にマルディーニとマッサーラからはいろいろ聞かれたものだ。どんな人物だ、どんな選手だ、ってね」

長い間チェックしていた若手を口説き落としたミラン。デ・ケテラールはチームのレベルを引き上げるカギとなるだろうか。

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