ミラン、右サイドどうする?サレマーカーズ復調はあるのか

メシアスはパッとせず、レビッチの可能性もなし…?

ミランの右サイドが停滞している。ステファノ・ピオリ監督に次なる手はあるだろうか。『MilanNews』が分析した。

現在のミランは、ジュニオール・メシアスが4-2-3-1の右サイドを務めることが多い。ただ、プロ意識の高さや謙虚さなどは高く評価されているものの、最近はパフォーマンスが上がっていない。正確さを欠き、単調なプレーが多く、攻撃のテンポを遅くする要因にもなっている。その結果、ゴール前に入る味方にとっても良い影響を与えていないと同メディアは記した。

ミランは左サイドが強力な武器になっているため、もちろんラファエル・レオンは不動だ。そこで、アンテ・レビッチを右で起用する案があるかもしれない。

しかし、ステファノ・ピオリ監督はボローニャ戦前の会見で、「そこは彼が好きではないゾーンだ。プレーはできるがね。スタメンかベンチスタートかは問題じゃない。チームの中で決定的であることが大事なんだ」とレビッチについて語っていた。つまり、右で起用する考えはほとんどないということだろう。

そうすると、やはり2番手はアレクシス・サレマーカーズ以外にいない。サレマーカーズはスペースへの動きや運動量に特長があり、ミランの攻守をスムーズにしていた。だが、今年に入ってパフォーマンスはいまいち。多くの人が望んでいた「クオリティーの飛躍」はほぼ見られず、それがレギュラー争いに影響を及ぼした。その結果として、メシアスがピッチに立っている。

苦しい戦いの中で勝負強さを見せてきたミランだが、ボローニャ戦では最後までゴールを奪えなかった。首位のまま逃げ切るには、右サイドが再び活性化するかどうかは重要なポイントになるかもしれない。

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