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ストラッサーはいま何を?ミランでスクデットのシーズン過ごした期待の若手のその後

アフリカ・ネーションズカップには一歩届かず

かつてミランでプレーしていたロドニー・ストラッサーは、いま何をしているのだろうか。

シエラレオネ出身のストラッサーは、モハメド・カロンが母国で設立したカロンFC出身で2007年にミランの下部組織に加入。2008年12月にトップデビューを果たしている。

2010年にはカリアリ戦でセリエA初ゴールを記録。このシーズンはミランがスクデットを獲得した。まだ出番は多くなかったものの、将来性を期待されていた選手の一人である。

だが、その後のキャリアについて詳しい人は多くないはずだ。31歳の現在、ストラッサーはどこで何をしているのだろうか。

ストラッサーのキャリア

ストラッサーは2011年1月にレッチェにレンタルで加入。その後、パルマ、レッジーナでのレンタルを経験した。

ここまではレンタルだったものの、2014年にジェノアへ完全移籍。ただ、新天地でも居場所はなく、再びレンタルの日々。2015年からは3部のルーパ・カステッリーニ・ロマーニでプレーし、2017年にはクロアチアのNKザグレブへ。その後はポルトガルのジル・ビセンテにも所属した。

2017年末にジェノアとの契約を解消したストラッサーは、2018年末からセリエDのヴィッラフランカでプレー。2020年にフィンランド1部のTPSでプレーし、2021年1月に契約満了。同年9月からカットーリカで再びセリエDを戦っている。

近年のインタビュー

ストラッサーは昨年1月に『Twitch』で次のように語っていたという。『スパツィオ・ミラン』が伝えていた。

「カリアリ戦のゴール(記事下に動画)を覚えてくれているみんなに感謝したい。あの感動は唯一無二だったね」

「シエラレオネにいた僕がミランに入って、カフーのようなカンピオーネを目の当たりにしたときは信じられなかった。カフー、ロナウド、コスタクルタ…、夢のような瞬間だったよ。僕はミラニスタで、今もチェックを続けているんだ」

また、『イル・ポスティチポ』は、昨年3月にストラッサーのインタビューを紹介している。

「フィンランドへ行ったのは、自分を再び取り戻すためだった。フィンランドへ行く前はしばらく止まっていたけど、また1部でやりたいと思ったんだ。2部や3部ではなくてね。だからフィンランドへ行ったよ」

このインタビューの時点でフリーだったストラッサーは、シエラレオネ代表としてアフリカ・ネーションズカップに参加するため、新しいクラブを探していることも口にしていた。

「イタリアが恋しい。僕にとって第二の母国だからね。17歳のときから長く過ごしてきた国だ。食べ物、文化、人々、全て恋しいよ」

カルチョとの出会いにも触れている。

「父がサッカー選手だった。僕をサッカーに夢中にさせたのは父さ。でも、家族でサッカー選手をしているのは僕だけで、兄弟はみんな別の仕事をしているよ」

「子供の頃はイングランドのサッカーに夢中だった。でも、僕と同じシエラレオネ人のモハメド・カロンがインテルでプレーするようになって、夢中でセリエAを追った。カルチョは僕の人生の全てだ。プロになれていなかったら、今頃何をしていたかは想像もできないね」

ストラッサーの現在

ストラッサーは再びクラブを見つけたものの、アフリカ・ネーションズカップに出場していない。候補メンバーには選ばれていたが、最終的に落選となっている。

現所属のカットーリカでは、加入直後の10月からコンスタントに出場していたが、11月から出番が急減。その後はアフリカ・ネーションズカップの影響か、出場機会はないようだ。カットーリカでは背番号「4」。クラブ公式サイトでも紹介されているため、現在も所属していることは間違いないようだ。

期待の若手と言われて消えていった選手は数知れず。31歳のストラッサーが再び注目を集める日は訪れないのだろうか。

ストラッサー、ミランで挙げた唯一のゴール

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