首元から、秋を纏う。大人のティフォージのための「首元の戦術」[PR]

「ユヴェントスは数年前とは違う」ブレーメルが大敗後に指摘 スパレッティの反応は…

足りないのはリーダー?「ラビオが3人必要、インテルには4,5人いる」

10月18日のセリエA第7節、ユヴェントスはホームのアリアンツ・スタジア
ムでラツィオに0-3で敗れた。前節カリアリ戦で引き分けていたユヴェントスは、セリエAで8位と低迷している。

試合後、ユヴェントスの内側から出た言葉は、チームの苦境を表していた。

「責任は全員で」――スパレッティとヴィカーリオ

ベンチ入り禁止処分でベンチに入れず、スタンドから試合を見たルチアーノ・スパレッティ監督は試合後の『DAZNイタリア』や会見でこう語った。

「リズムも、アイデアも、走りも、献身性もなかった。デュエルで負けたときや、うまくいかなくなったときの反応も脆かった。気に入らない態度が数多くあった」

記者会見では、脆さの出どころを「脚ではなく、頭だ」と説明した。

「我々は脆さを見せた。それは脚ではなく頭から生まれる。試合のレベルは不十分で、我々は全員がその中にいる。誰も他人の代わりに語ることは許されない。敗戦の中では誰も救われない」

分析の矛先は、まず自分自身に向いた。

「心配している。チームが悪くなっているからだ。自分に問わなければいけない。特に私自身について分析しなければならない」

GKグリエルモ・ヴィカーリオは、責任の置き方を明確にした。

「ここで責任のなすり合いをする必要はない。誰かに罪を着せる必要もない。責任はロッカールームとチームの全員で、同じように分けるべきだ」

「言い訳に頼るのは僕らのやり方ではないし、好きでもない。ユヴェントスらしくないからだ」

「敗戦をヨーロッパリーグのせいにはできない。僕たちの日程は1月末まで、うまくいけば5月末までこうなる。言い訳はどこにもない」

さらに、メンタルの弱さを指摘する質問には、個人の名前を挙げなかった。

「欠けているものを探すのではなく、解決策を見つけなければならない。僕は誰も指ささない。まず自分が責任を取る」

「パーソナリティの差」と「リーダーの不在」

一方、キャプテンマークを巻くブレーメルは、『スカイ』で別の見方を示した。

「僕は全員を抱きかかえることはできない。話したり、手を貸したりはできるが、人にはそれぞれ性格がある。僕が力になれるのはある程度までだ。性格が強い選手もいれば、そうでない選手もいる。ブーイングを聞いて怖くなる選手もいる。数年前のユヴェントスと比べれば違う。それが重くのしかかっている」

自分の近くにパーソナリティが欠けている選手がいると言いたいのか、と問われると、こう答えた。

「ああ、そう言ったんだ。でも、誰かを名指ししているわけではない。人にはそれぞれ性格がある。新しく来た選手も多い。状況が悪くなると、少し隠れる選手だっている」

元ユヴェントスのMFジャンカルロ・マロッキは、『スカイ』のスタジオでリーダー不在を指摘した。

「この状況を引き受けられそうな選手が、私には見えない。(現ミランのアドリアン・)ラビオが試合終了の90分に厳しく話す例があるが、監督がすべてをやることはできない。ラビオのような選手が3人必要だ。インテルには4、5人いそうだが、ユヴェントスは限りなくゼロに近い。あるいは、本当にゼロだ」

実際、この完敗のあとで会見に登場したのはヴィカーリオだった。こういったときほどリーダーが前面に立つことが期待されるが、今季加入のGKがユヴェントスらしさを語ったことに、内部の問題があると指摘する声もある。

スパレッティ「彼も試合の中にいた」

ブレーメルの言葉を受けて、スパレッティは同じく『スカイ』でこう述べた。

「ブレーメルは隠れる者がいると言っている? 彼は答えなければならないし、分析するのがいい。だが彼も今夜の試合の中にいる。今日スタンドにいた私と同じようにだ」

「まず個人として、チームを語る前に自分自身を語らなければならない。ブレーメルの言葉が刺激になるなら、それは歓迎する。だが、彼自身も私と同じで、この試合にかかわった人間だ。まずは自分自身について語らなければいけない。他人について言うのは簡単だが、まずは自分たちのことを話すべきだ」

『TMW』は、この応酬を「厳しく率直なやりとり」と表現した上で、監督は内輪で解決したかったのではないか、と書いている。

チーム全体の不振、守備のエラー、監督の判断ミス——。さまざまな要因が絡んで、今季の困難を象徴するような敗戦を喫したユヴェントスは、どのようにこの緊張状態を抜け出すだろうか。

ユヴェントス対ラツィオ:ハイライト

セリエA公式YouTubeチャンネル

この記事が気に入ったら
フォローしてね!