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ポグバ、「自発的摂取」で長期出場停止濃厚か。ユヴェントスは年俸ほぼカット

勧められたサプリメントを確認せずに服用した模様

ユヴェントスのポール・ポグバは、かなり厳しい状況に立たされている。長期の出場停止に加えて、ユヴェントスからはほぼ給料が支払われないようだ。『スポルトメディアセット』が13日に伝えた。

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アンチドーピング検査でテストステロンの陽性反応が出たため正式な処分が下るまで暫定的に出場停止となるポグバ。出場停止の期間は最長4年間とも言われているが、多くのケースでは様々な理由からある程度軽減されることが多い。

ただ、ポグバの場合、あまりそういったことに期待できない状況だという。その理由は「自発的摂取」ではないことを証明するのが難しいためだ。

報道によると、ポグバは友人の医師から勧められてマイアミで購入したサプリメントを摂取し、これに問題の成分が含まれていた。そこに問題の成分が含まれていることはラベルにも明記されていたようで、確認を怠ったものとみられる。こうなると、検査の問題や意図しない偶然の摂取という主張は難しく、ポグバにできることは、「不注意ではあったものの摂取したことは事実」と非を認め、処分軽減を求める方向に持って行くことだけのようだ。

それでも長期の出場停止は避けられない模様で、処分次第ではユヴェントスが契約を解除する可能性もある。

ポグバは年俸は昨季の分給以下に

ユヴェントスはすでにポグバの給料を大幅にカットしているという。昨年夏にボーナス込みで年俸1000万ユーロ超の契約を交わしたが、こういった状況では賃金を削る権利を持っている。そのため、ポグバに支払われる年俸は、最低賃金の4万2477ユーロだと『レプッブリカ』は伝えた。

ポグバは昨季のトータルプレー時間が161分間だった。出場1分あたりの給料が7万ユーロと言われたところから、年俸が分給以下になったということになる。

これまでの情報が正しければ、身から出た錆。そうだとしても、ポグバほどの選手が30歳という年齢で長期間ピッチから遠ざかるのは、ファンにとっても選手本人にとってもショッキングなことだろう。

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