ユヴェントス、ケーンが40秒で退場。しかし不名誉記録樹立はならず

ローマは2003/04シーズン以来のユヴェントス戦シーズンダブル

ユヴェントスは5日のセリエA第25節でローマと対戦し、敵地で0−1と敗れた。モイーズ・ケーンの退場劇が話題になっている。

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ローマが53分に先制し、ユヴェントスは追いかける展開。ポール・ポグバを投入するなどして押し込み、ポストを叩くシーンもあった。だが、なかなか追いつけずにいると、89分に最後の交代枠でケーンが投入される。

しかし、このケーンがまさかの事件を起こした。ジャンルカ・マンチーニとのデュエルで転倒したあと、腹を立てたケーンは立ち上がって堂々とマンチーニにローキック。文句なしのレッドカードで退場となった。

ケーンの出場時間はメディアによって異なるものの、わずか40秒。ただし、セリエA最速記録ではない。

『カルチョメルカート』によると、ケーンは歴代3位の退場劇。トップは1990年12月9日のパルマ対ボローニャで退場となったジュゼッペ・ロレンツォでわずか10秒でひじ打ちによる退場という記録が残っている。また、2015年12月6日のアタランタ対パレルモでは、ジュリオ・ミリアッチョが32秒で退場という記録もあり、ケーンは3位ということになる。

とはいえ、チームに水を差す愚行だったことは明らか。マッシミリアーノ・アッレグリ監督からもチームメートからも冷ややかな視線を浴びたケーンは、少なくとも2試合の出場停止となる。

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※3/8追記:掲載当初38秒〜40秒と記していましたが、40秒と記録されたので、タイトルを含めて統一しました。

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