インテル、条件変更でスピナッツォーラ獲得へ。ヤングは17日ミラノ入り。ラザロはレンタルで放出濃厚

　インテルはローマからレオナルド・スピナッツォーラを獲得することを決めたようだ。さらに、マンチェスター・ユナイテッドのアシュリー・ヤングもまもなくインテルの一員になる。16日、『スカイ』などが伝えた。

　インテルとローマはスピナッツォーラとマッテオ・ポリターノのトレードに動いている。しかし15日、インテルはスピナッツォーラのメディカルチェックを行ったところ。さらなる検査を受けることを決断している。さらに、インテルがローマに完全移籍義務のレンタルから完全移籍オプション付きのレンタルに切り替えることを打診し、取引の成立にブレーキがかかっていた。

　それでも16日、両選手の代理人が介入することで合意に達した模様。15試合出場で買取が義務となるという条件でまとまった模様だ。

　一方でヤングもインテル加入が目前となった。すでに選手本人と合意していたインテルは、ユナイテッドに150万ユーロ＋ボーナスの移籍金を支払うことでこの冬の獲得を決めた模様。すでにヤングはチームメートに別れを告げており、17日にメディカルチェックを受ける予定だ。

　これにより、サイドが強化されるインテルは、同時に放出も進めている。対象となるのはバレンティーノ・ラザロで、同選手の代理人が16日、クラブオフィスに呼ばれた。今シーズン終了までのレンタル（完全移籍オプションはなし）で放出となるようだ。新天地は明らかになっていないが、ブレーメンやウェスト・ハムが関心を示している。