スチッチが火をつける、立ち上がりの悪癖を克服してリスタート
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(試合のポイント・見どころをここに書く)
【tab:スタメン】
インテルの先発フォーメーション

【tab:マッチレポート】
インテルは10日に行われたセリエA第6節でパルマをサン・シーロに迎え、3−0で勝利を収めた。
代表ウィーク前の数節では立ち上がりの戦いぶりに苦しむ場面も目立ったインテルだったが、この日は立ち上がりから主導権を握り、試合を優位に進めた。
試合が動いたのは13分。パルマのGKコルヴィとケイタの連係ミスを逃さなかったペタル・スチッチがボールを奪い取り、そのままネットを揺らしてインテルが先制する。
勢いに乗るインテルは続く19分、ペナルティエリア内でのジエゴ・カルロスによるピオ・エスポジトへのファウルをめぐり、VARの介入が入る。モニターで映像を確認した主審がPKを認めると、怪我から復帰したハカン・チャルハノールが右足のシュートで決め、リードを2点に広げた。
勢いの止まらないインテルは31分、ヘンリク・ムヒタリャンのパスをエリア右で受けたマルクス・テュラムが軽快なコントロールショットを対角のゴール隅に流し込み、前半のうちに3点目を奪い、ほぼ勝負を決めた。
後半に入っても展開は変わらず、立ち上がりにはピオ・エスポジトが決定機を迎えたほか、74分にはジェド・スペンスがインテルでのデビューを飾った。
アルベルト・ジラルディーノ新監督の初陣となったパルマも直後の75分や試合終了間際にロメロがチャンスを得たものの、得点を奪うには至らなかった。
前半で試合を決定づけたインテルはそのまま3-0で逃げ切り、勝ち点を16に伸ばして首位を維持している。
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【tab:採点】
インテルの主な採点
ペタル・スチッチ
FcInterNews:7.5 – 実力のある男。試合に出たいという正当な意欲を持ち、チャンスを与えられると、相手のホームでケイタからボールを強奪し、代表で蓄えたすべてのエネルギーをコルヴィの守るゴールへと叩き込んだ。これに加え、誰も反論できないほどの中盤での圧倒的な支配力、彼本来の性格からは想像もつかないほどの存在感、そして自らのプレーに対する強固な信念を見せつけた。まさに「シンプル・イズ・ベスト」。
スポルトメディアセット:7 – 最初のプレーがうまくハマれば、その日は彼の日にあたると確信できる。その通り、15分も経たないうちにケイタへのハイプレスを成功させ、先制ゴールを決めた。同郷のボバンが「もっと出場機会を与えられるべきだ」と語ったのも頷ける。
ハカン・チャルハノール
FcInterNews:7 – 長期間の個人調整を経ての復帰は、これ以上ないほど歓迎すべきものとなった。PKによる復帰弾を記録。シュート自体は完璧とは言えなかったが、一瞬止めたと確信したコルヴィの夢を打ち砕くには十分な威力だった。無理をせず賢明に立ち回り、ポジション取りの巧みさと足元の技術でゲームの舵を取り、時にチームメイトのせいで暴走しがちなチームのペースをコントロールした。ボール奪取の局面でも非常に素晴らしい働きを見せた。
スポルトメディアセット:6.5 – 復帰戦はいつだって簡単なものではなく、試合勘を取り戻す必要がある。しかし、彼がピッチ中央に存在するだけでその影響力ははっきりと伝わってくる。2-0となるPKでの相変わらずの冷静さも見事だった。
(→61分) アレクサンダル・スタンコビッチ
FcInterNews:6 – ついに待ちに待ったチャンスが訪れ、30分以上にわたってインテルの中盤を指揮した。すぐさまミドルシュートを放ち、気後れとは無縁であることを証明。その後は落ち着いてシンプルなプレーに徹した。
スポルトメディアセット:6 – 常に意欲に満ちあふれている。投入直後にシュートを狙うと、その後も自身が持つポテンシャルの片鱗を覗かせた。
(→73分) ジェド・スペンス
FcInterNews:6 – ネラッズーリのユニフォームを着て最初のアクションを見せ、地面に足をつけずに走っているかのような圧倒的なスピードをティフォージに示してみせた。今後の活躍を予感させる爪痕を残した。
スポルトメディアセット:6 – 最初のプレーで、爆発的な加速力という面において彼が何をもたらしてくれるのかを即座に分からせた。そして勢いはそれだけに留まらなかった。
マルクス・テュラム
FcInterNews:7 – ジダン監督の攻撃陣には豊富な人材が揃っているとはいえ、これほど絶好調の選手を代表から外すのは最高の決断とは言えないかもしれない。ミラノの街中では「自分はラファ・レオンだ」と冗談を言っているティクスだが、ピッチの上では自身が生まれ育った街のチームを翻弄して本領を発揮した。エリア内外への動き直しで相手ディフェンスラインを執拗に脅かし続け、最終的には隅のコースへと流し込んで見せた。
スポルトメディアセット:7 – 彼がプレーしている姿を見ると、誰もがまず「心の底から楽しんでいるな」と感じるはずだ。軽やかな精神状態、そして非常に高い次元にある技術的・肉体的なポテンシャル。3-0となるゴールシーンのように、すべてを易々とやってのけているように見せてしまう。
クリスティアン・キヴ監督
FcInterNews:6.5 – 試合前日の記者会見の方が、わずか31分間でパルマ戦の決着をつけた翌日のチームよりも議論の種を提供していたと言えるかもしれない。スタメンに関してメディアと化かし合いを演じたが、最終的にピッチに立った選手たちは十二分に期待に応えた。ビセックを中央で起用した判断は的中し、他の選手であれば相手FWの強烈なフィジカルを抑え込むのは難しかったはずだ。多くの選手にプレー時間を与えることができた点も大きな加点要素となる。0-2のビハインドからスタートしなくとも、素晴らしいインテルを見せることは可能だった。
スポルトメディアセット:7 – 宿題として課されていた「キックオフ直後の集中欠如の修正」を見事にやり遂げた。10月は重要なひと月となるが、今のインテルの姿を維持していく必要がある。
【tab:談話】
クリスティアン・キヴ監督(会見)
チャルハノールのコンディション
「氷が当てられていたのは見ていない。彼は問題ないよ。コンディションを上げるために、1時間素晴らしいプレーをしてくれた。これから控えている過密日程を乗り切るには全員の力が必要だ」
スペンスのパフォーマンス
「まずは彼の最初の25分間を喜ぼう。彼がチームと練習を始めてからまだ1週間しか経っていないことを忘れてはならない。オーバーワークにしないためにも、高望みしすぎるのは禁物だ。毎日プレーし、トレーニングを重ねることでコンディションは向上していくだろう」
ディマルコが右サイドに位置していた場面について
「あれはスペースを埋めただけだ。誰かが彼のサイドからローテーションを仕掛けたら、彼は自由に中央へ入っていく。時にはフォワード、時にはインサイドハーフのような役割をこなすんだ。今日は右ウィングバックの位置からクロスを上げていたね」
「彼は猛烈な勢いでプレッシングをかけるのも上手いが、本来のポジションにはもう少し早く戻らないとね(笑)」
ジラルディーノ監督との対戦について
「監督が解任されるのは心が痛むものだが、新しく就任する者がいるのは喜ばしいことでもある。監督の人生とはそういうものだ。終身雇用ではないと誰もが理解しているし、あらゆる側面で評価されるからね」
「2人とも素晴らしい監督だが、クエスタの解任は気の毒に思う。一方で、明確な目標を掲げるクラブでチャンスを得たジラの就任は嬉しく思っている。パルマはそれに値するクラブだし、彼なら素晴らしいシーズンを過ごすと確信しているよ」
ジェド・スペンス(『インテルTV』)
「(インテルデビューは)すごくうれしい。サポーターの歓迎は本当に素晴らしかったし、彼らに感謝している。入ったときは最高の感覚だった。小さな怪我から復帰したばかりだけど、これほど温かく迎えてくれたファンに感謝したい」
ヘンリク・ムヒタリャン(『スカイ』)
「いくつかの試合で立ち上がりのアプローチに失敗していたのはわかっていたから、今日は強く入ったんだ」
「常にチームのために戦っているし、自分の年齢やコンディションのことも理解しているけど、いつだって全力を尽くしたい。僕がベンチに外れて他の誰かが代わりにプレーしたとしても、嫌な気持ちにはならない。僕たちは全員で『勝つ』という一つの目標に向かって戦っている。僕たちは野心的だし、このグループは一つの大きなファミリーだよ」
バンジャマン・パヴァール(『DAZNイタリア』、会見)
「アプローチの部分はすごく取り組んできた。今日は決定機を一つも与えずに素晴らしい試合をして、クリーンシートを達成して勝つことができた。ここに戻ってこられてすごくうれしいし、家族も喜んでいるよ。ミステルに呼ばれたときは、いつだって準備ができている状態を保つよう心がけているんだ」
「キヴ監督のことはもともと知っているけれど、彼は選手たちとすごく近い距離感で接してくれる。とてもポジティブな存在だ。ここでプレーできて本当に幸せだ」
アルベルト・ジラルディーノ(会見)
「冷静になって、どのレベルの相手と戦ったのかを理解する必要がある。私の見立てではパルマは非常に良い立ち上がりを見せたが、フィジカル面でも技術面でも圧倒的なチームを相手にいくつかの軽率なミスを犯せば、高くつくことになる」
「前半20分で0-2とされるとすべてが難しくなるが、個々のパフォーマンスや後半の戦いぶりにはポジティブな手応えを得られた。1点目のコルヴィとケイタのミスは普段から取り組んでいる課題であり、責められるものではないが、3失点目の取られ方により怒りを感じている」
「後半も我々は戦い続け、敵地でありながらで3、4回の決定機をつくった。これは簡単なことではない。失意はあるものの自信を持って再出発すべきだし、今夜駆けつけてくれたティフォージや選手たちのためにも下を向く必要はない。私自身、大きな手応えを感じている」
ジエゴ・カルロス(会見)
「(PKのジャッジは)素早いアタッカーを相手にした一瞬のプレーだった。足が当たってしまったし、審判がPKと判定した理由も理解できる」
「(インテルはセリエA最強か?)ああ、本当に強くて優勝できる力を持ったチームだ。でもまだ第6節が終わったばかりだし、質の高いチームは他にもたくさんある。僕たちも最高のシーズンにしてみせるよ」
【tab:ハイライト】

