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セリエA2025/26シーズン観客動ランキング:ミランがインテルとの接戦を制す。収容率ランキングはユヴェントスに軍配

カルチョイズム・2025/26セリエA振り返り

セリエA 2025/26シーズンが幕を閉じ、今季の20クラブにおけるホームゲームのスタジアム観客動員数が確定した。最終的に抜け出してインテルがスクデットを獲得したが、観客数においては、超僅差でミランに軍配が上がっている。

『Calcio e Finanza』が収集したデータによると、マッシミリアーノ・アッレグリ率いるミランは、チャンピオンズリーグ出場権を逃す結果となったホームでのカリアリ戦で7万4593人の観客を動員。最終的にシーズン平均観客動員数を73,373人とした。

これに対してインテルの1試合平均は73,305人。ミランはわずか「68人」上回り、まさに「ハナ差」での勝利となった。

なお、ミラノの両雄はともに2024/25からの成長を記録しており、ミランが2.5%増、インテルが4.5%増となっている。

スタジアム収容率トップはユヴェントス

クラブが使用するスタジアムのキャパシティが異なるため、純粋な動員数だけでなく「収容率(動員数/スタジアムの収容人数)」を比較することも重要である。

今季のセリエAにおいて、スタジアム収容率が90%を超えたのは9クラブ。その中で頂点に立ったのはユヴェントスであり、98%に迫る驚異的な数値を叩き出した。

これにカリアリ、ミラン、インテル、アタランタ、コモが続いている。

一方で、スタジアム収容率のランキングで下位に沈んだのがトリノとラツィオだ。

この2クラブはシーズンを通じてサポーターによるボイコットなどの抗議活動が続いた影響を大きく受ける形となった。特に最下位となったラツィオは、今季のセリエAで唯一、収容率が50%を大きく割り込む深刻な結果を記録している。

2025/26シーズン セリエA:観客動員数&観客動員率

(順位) クラブ名総動員 (人)平均動員 (人)平均収容収容可能 (人)
1. インテル1,392,79273,30596.80%75,725
2. ナポリ917,80948,30688.26%54,732
3. ローマ1,173,91961,78591.42%67,585
4. コモ217,09511,42694.71%12,064
5. ミラン1,394,08973,37396.89%75,725
6. ユヴェントス773,77640,72597.69%41,507
7. アタランタ423,30322,27995.05%23,439
8. ボローニャ527,18127,74675.95%36,532
9. ラツィオ590,36731,07245.98%67,585
10. ウディネーゼ432,59422,76890.51%25,155
11. サッスオーロ270,40714,23266.15%21,515
12. トリノ324,03617,05560.53%28,177
13. パルマ355,08118,68883.61%22,352
14. カリアリ303,67815,98397.39%16,412
15. フィオレンティーナ387,60320,40082.31%24,786
16. ジェノア590,42331,07593.58%33,205
17. レッチェ490,99825,84284.63%30,534
18. クレモネーゼ231,62712,19176.18%16,003
19. エラス・ヴェローナ424,69622,35270.48%31,713
20. ピサ209,62711,03387.65%12,508
※データは『カルチョ・エ・フィナンツァ』を、収容可能人数はセリエA公式サイトを参照。収容可能人数は変動があるため参考値。

観客動員数とクラブ経営の相関関係

スタジアムへの動員実績は、クラブの財務基盤にダイレクトに影響を与える。

イタリアの各クラブにとって、「マッチデー収入・スタジアム収益」は放映権料や商業収入と並ぶ重要な財源である。さらに、セリエAにおける放映権分配金の算出基準にはスタジアムの観客動員実績も含まれているため、この順位はピッチ外における競争力を左右する極めて現実的な要素だ。

なお、公表されているデータは各試合の「販売済みチケット数」ベースであり、実際の入場者数とは異なる場合がある。特に冬場の比較的注目度の低いカードなどでは、購入されたものの空席となるケースもある点は留意すべきである。

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