ターンオーバーは大成功
11日に行われたセリエA第36節でインテルはトリノと対戦し、敵地で2-0の勝利を収めた。イタリアメディアの選手採点を紹介する。
インテル、トリノ戦の主な採点
ジョゼップ・マルティネス
FcInterNews:6.5 – 試合序盤は不安定で、危険なパスや中途半端な飛び出しも。しかし突如として反応の良さを見せ、チェ・アダムスの決定的なシュートを片手で防ぎ、勝利に貢献した。
TMW:6.5 – 足元の処理や飛び出しには疑問が残るものの、前半終了間際のチェ・アダムスへのセーブは見事だった。
クリスティアン・アスラニ
FcInterNews:7 – 試合を丁寧に組み立て、守備では中盤のフィルター役もこなした。豪雨でピッチ状態が悪化する中でも冷静にプレー。PKも完璧。
TMW:7 – ザレフスキとの役割の重なりが懸念されたが、見事にゲームを掌握。PKも成功させ、好調を維持している。
ニコラ・ザレフスキ
FcInterNews:7.5 – 左インサイドハーフで起用され、才能を最大限に発揮。華麗なヒールターンからのミドルシュートで初ゴールを記録。攻撃時にはドリブルで数的優位をつくり出し、チャンス演出にも貢献した。
TMW:7 – 開始早々、ヒールトラップからのゴールで会場を沸かせた。ディマルコとの連係も良好。
ホアキン・コレア
FcInterNews:6.5 – タレミと並ぶというよりも中盤寄りでプレーし、相手守備陣に的を絞らせなかった。個人技でサイドやミドルゾーンに変化をもたらし、得点こそなかったが存在感を見せた。
TMW:6.5 – メルカートでの動きが注目される中、守備への貢献と複数のチャンス創出でアピールに成功した。
メフディ・タレミ
FcInterNews:6.5 – 前半は孤立気味だったが、後半にはアクロバティックなシュートやPK獲得などで存在感を発揮。インテリジェントなプレーで多くのボールを捌いた。
TMW:6.5 – バルセロナ戦の好調を維持。ゴール未遂やチームへの献身的な働きで好評価。
シモーネ・インザーギ監督
FcInterNews:7 – バルセロナ戦後の疲労やミュンヘンでの決勝への意識が懸念された中、主力を温存しながらも盤石の勝利を収めた。ザレフスキの起用も的中。
TMW:7 – 監督としてセリエA150試合目。3-4-2-1にシステム変更し、公式戦100勝目を達成。ターンオーバーを成功させ、ナポリへのプレッシャーを強めた。