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サネッティまでもルカクに失望「プロとしても男としても…」

50歳になってもインテルに尽くすレジェンド

インテルのハビエル・サネッティ副会長が、9日付け『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューに応じた。

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8月10日はサネッティの誕生日。今年で50歳。

「50年のうち28年間をイタリアで、インテルで過ごしている。一人の父としてもプロとしても幸せに過ごせたことをみんなに感謝している。それはインテリスタたちだけでなく、その相手も含めてね」

サネッティ副会長は、人生のどのフェーズに?

「まだまだチームのために働くフェーズだよ。いつもどおりだね。『サネッティは何をしてるんだ?』って思う人はいると思う。舞台裏の話だからね。なんとか役に立とうとしているよ。、企業としてもスポーツ面でも、必要なときに出て行ける。UEFAやFIFAではソーシャルなプロジェクトにも携わっているよ。いつもクラブの成長に力を尽くしている。そんために準備と勉強が必要だ。ある意味でトレーニングみたいなものだ。大変だね」

「準備というのはコンディションだけのことじゃないんだ。ボッコーニ(ミラノにあるイタリアの名門大学)で起業マネジメントを学んでいる。3月か4月には修了予定で、カルチョをあらゆる角度から見られるようになるはずだ。苦労と犠牲は自分をよく見せるためのパフォーマンスじゃなく、良い仕事をするために大事なことだと思っている」

マドリッドのときはあって、イスタンブールで足りなかったものは?(チャンピオンズリーグ決勝について)

「あのような決勝を予想していた。互角で勇敢な戦いができた。ちょっと運がなかったんだ。それでも、自分たちを誇りに思っているよ」

シモーネ・インザーギ監督の強みは?

「最大の特長は冷静さだ。どんなときも落ち着いている。自分の仕事に対する強い気持ちと自信がある。強き者が持つ独特の冷静さは、ジジ・シモーニを思い出すね」

アルゼンチン人が再びインテルのカピターノに。

「ラウタロ・マルティネスの成長をうれしく思う。彼は謙虚に正しい道を歩んできた。もっとリーダーシップが必要だけど、チームに対する帰属意識が高く、模範というものを理解している。それこそカピターノが率先してやるべきことだね」

サネッティは誠実の象徴。ロメル・ルカクは真逆になりそう…。

「私たちは、彼に違う振る舞いを期待していた。プロとしてもだし、一人の男としてもね。行きたいところへ行く権利は誰にでもある。さみしいけどね。だけど、クラブよりも大きな個人は存在しないし、チームをつくる上で、ドレッシングルームに誰を置くかを常にイメージしなければいけないね」

リオネル・メッシとロナウドを除いて、最もきつかった相手は?

「彼らは別のカテゴリーってことだね。じゃあジダンにさせてもらうよ。唯一無二だ。完全にボールを隠してしまう。それでいてインテリジェンスにあふれていて、フィジカルもあった」

過小評価や正当な評価を受けていないと思った選手は?

「レコバは彼の偉大さを全て表現できたわけじゃないね。ピルロも本当にすごかった。ただ、それはここに正しいタイミングでいなかったからだろう」

最も愉快だった仲間は?

「マイコンだね。あとはタリボ・ウェストだ。彼は一時行方をくらましたんだ。ナイジェリアで結婚式を挙げていて、そのあとしばらく家で過ごすことになったりしたみたいでね」

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