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ルカク、インテル復調は「監督の功績が大きい」。アンリとのエピソードも明らかに

カタールワールドカップでも苦しんだビッグ・ロム

インテルのロメル・ルカクは、16日に行われたチャンピオンズリーグ準決勝セカンドレグのミラン戦でも活躍した。再び笑顔を取り戻したビッグ・ロムが『CBS』でコメントを残している。

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試合後にピッチサイドでミラノダービーを振り返っていた『CBS』。解説の一人が元フランス代表のティエリ・アンリだった。アンリはカタールワールドカップでベルギー代表のアシスタントコーチを務めており、ルカクとの関係は深い。

ルカクは、「個人的には良い状態だけど、今季はとても苦しんだね。ケガをしてから1カ月は問題の深刻さが分かってなかったから大変だった。そのあとすぐにカタールへ行ったけど調子が上がらなかったね。コンディションを戻すために頑張ってきた。いまはシーズンを最高の形で終えたい」と語っている。

アンリからシモーネ・インザーギ監督について問われると、「僕たちが成し遂げたことは監督の功績が大きいんだ。2年前はカウンターを軸にスクデットを獲ったけど、去年はカウンターを少しとポゼッションを少しだった。今季は高い位置からプレスでスタートしたけど、失点が多いという問題があって、多くの勝ち点を失った。そこから監督がプレッシングを見直してこうなった。重心が下がり、素早い攻撃を仕掛けられるようになった。そこがターニングポイントだった」と話した。

アンリの励まし

インテルで不振が続いたルカクは、カタールワールドカップでもチャンスをいかせずに良い大会にできなかった。復調に一役買ったのがアンリだったのかもしれない。

アンリは「ワールドカップのあとで苦しんでいたね。でも戻ってきて、再びゴールを決めている。偉大な選手の証明だ。君の優勝を願っているよ」とルカクに話すと、カタールワールドカップ後のエピソードを明かしている。

「私は毎日彼に手紙を書いた。厳しい時期だったからね。彼のことを誇りに思っているよ」

そして、最後にアンリは「これはタダじゃないよ。ユニフォームちょうだい」と冗談を飛ばすと、ルカクは「アンチドーピング検査のあとで」と返答した。するとアンリは、「彼は私みたいな身体じゃないから脱ぎたがらないんだ」と話して笑いを誘っていた。

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