インテル、シュクリニアル残留の方針。秋に契約延長か

パリ・サンジェルマンは再アタックの様子なし

インテルはトリノのブレメル獲得を逃した。これにより、ミラン・シュクリニアルの将来も大きく変わりそうだ。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

今夏のメルカートでパリ・サンジェルマンへの移籍が話題になってきたインテルだが、まだ交渉は進んでいない。インテルはシュクリニアルに7000万ユーロの値札を付けているが、しばらくパリ・サンジェルマンからは連絡なし。パリ・サンジェルマンが大幅に条件を変えて再度アタックしてくる感触はないという。

そこでインテルは、シュクリニアルに新たな道を用意する。インテルはこの秋、シュクリニアルに契約延長をオファー。年俸600万ユーロで2027年までの契約を交わす方針だ。パリ・サンジェルマンが全てをひっくり返す高額オファーを用意すれば話は別だが、その可能性は低いとみられている。

ほかのビッグネームも維持へ

インテルはもともと、この夏のメルカートでビッグネームを手放さなければいけないという立ち位置でスタートした。その“犠牲”になるのがシュクリニアルのはずだったが、これで残留という方向に向かいそうだ。

『ガゼッタ』によると、「現時点ではほかのビッグネームも維持するつもり」とのこと。「痛みの伴う移籍をできるだけ先延ばしにすることを望み、2023年6月までの時間をフル活用する」方針だとしている。

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