インテルは2月28日、セリエA第24節でジェノアをホームに迎え、3-0で勝利した。アントニオ・コンテ監督が試合後、『スカイ』でコメントを残している。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが伝えた。
インテルは最近好調だったジェノアに付け入る隙を与えず、完勝を飾った。指揮官はチームのパフォーマンスに満足している。
「我々が対戦したのは、この好調のチームだ。正しいアプローチで臨み、気持ちも入っていた。クロスは1本しか上げさせていない。そしてペリンに何本か止められたが3得点を決めた。日々の仕事の成果が出ていてうれしい限りだ。去年からそれは出始めていたが、我々は自分たちの力をより分かるようになった。今はより成熟している。ただ、残り14試合あることも忘れていない。まずはパルマ戦だ。アンテナをしっかり張って、最後までキープしていこう」
インテルはチャンピオンズリーグのグループステージで敗退した。その後、スクデットは義務と言われ続けている。そういった指令がクラブからあったことを否定するコンテ監督は、次のように続けた。
「ただ、インテルでプレーする以上、常に勝つという野心は必要だ。クラブの歴史が雄弁に物語っている。インテルは長年何も勝ちとれていない。昨シーズンは私の1年目だったが、かなり近いところまでいった。今シーズンは不当な形でチャンピオンズリーグ敗退となり失望があった。だから、競争力を高めるために、全員のレベルを引き上げる必要があったんだ」
昨季はこの段階でユヴェントスより勝ち点3少なかった。現在は勝ち点10のリードがある。
「とはいえ、過去数年間は20ポイント以上の差があった。昨シーズンからはっきりとした成長があったんだ。大きな前進だね。我々は重要なことをしている途中だ。ただ、まだ14試合ある。続けることだ。我々チーム全体の中に大きな共感が生まれているよ」