17日に行われたセリエA第18節のインテル対ユヴェントスは、2-0でホームのインテルが勝利した。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』『コッリエレ・デッロ・スポルト』『トゥットスポルト』が翌日、選手採点などを掲載している。
各紙とも「インテルが完全に支配」といった論調。『トゥットスポルト』は一面で「インテルだけ! ユーヴェはどこに!?」と見出しを打ち、トリノを拠点とするユヴェントスの不甲斐ない戦いぶりを嘆いている。

ユヴェントスの選手採点では、『トゥットスポルト』紙の失望がうがえる採点に。全体的に低評価が目立つ中、闘志を見せたキエッリーニをマン・オブ・ザ・マッチに選出し、途中出場で可能性を感じさせたクルゼフスキとマッケニーにも6.5を付けた。
クルゼフスキは『コッリエレ・デッロ・スポルト』で、マッケニーは『ガゼッタ・デッロ・スポルト』で、それぞれユヴェントスのベストプレーヤーに選出されている。
ピルロ監督も当然酷評の対象。『ガゼッタ』『コッリエレ』が4.5で『トゥット』は5だった。『コッリエレ』は「最初から最後まで間違えだった」と記すなど、師弟対決は完全にコンテに軍配が上がった形だ。

マン・オブ・ザ・マッチはもちろん1ゴール1アシストのバレッラ。インテル指揮官が絶賛していたとおり、インテル加入後でベストのパフォーマンスを見せてチームをけん引した。
全体的に高めの評価となったインテルで低評価だったのはラウタロ・マルティネス。決定機を外したことで評価を落としている。