セリエAでのミラン戦の観客の姿勢に納得していないナポリ指揮官
ナポリは12日、チャンピオンズリーグ準々決勝ファーストレグでミランのホームに乗り込み、0-1で敗れた。ルチアーノ・スパレッティ監督は試合後の会見で、強い言葉でファンに応援を呼びかけている。
ナポリは今月2日、本拠地マラドーナでセリエAのミラン戦を戦い、0-4で落とした。そして、この試合でもミランに屈し、チャンピオンズリーグ4強入りが危ぶまれている。
1週間後のホームゲームでどんな雰囲気を期待するかと問われたナポリ指揮官は、次のように答えた。
「分からないが、ミラン戦は非常に残念だった。結果は想像もしなかったものだとしても、33年ぶりのセリエA優勝に向かっているチームに対してアレはないだろう。到底理解できない」
「もし、セカンドレグでもあのようなことが起こるなら、私はすぐに帰宅する。そしてベンチを去る。断じて理解できないことだからだ。まわりはあらゆることに敏感で、我々は不条理な状況の中でプレーを強いられた」
もちろん、スパレッティ監督は逆転を諦めていない。
「歴史をみれば逆転だらけだ。試合はまだまだオープンだ。私があと1分アンギサを早く引っ込めていれば、あれは起きなかった。別のことに気を取られてエネルギーを浪費してはいけない」
「相手は先勝したから、自分たちの望むスタイルでゲームに入れる。その点でアドバンテージは確かにある。ただ、我々はそれを気にしていても始まらない。良いポイントもたくさんあった。1週間後にどうなるかだね」
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