今夏のミランの新戦力がアモリムの起用に応える
ミランのオマリ・ハッチンソンは15日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)・リーグフェーズ第2節のレッドブル・ザルツブルク戦(4−0)に先発し、右サイドで攻撃をけん引した。15分には、アルファジョ・シセの先制点をアシストするなど、好印象を残した。
先制点を演出 左足のシュートは決まらず
3-4-2-1の右サイドで先発したハッチンソンは15分、右からのクロスでシセのゴールを演出した。
その後も攻撃の起点になった。13分にはアドリアン・ラビオのパスから左足を振ったが、シュートは枠の上に外れた。17分にはこぼれてきたボールに左足で反応したものの、ゴールライン上で相手DFにクリアされた。
67分にも惜しいシュートを放つなど、随所に存在感を示しており、セリエAでの初先発に向けて良いアピールになったと考えられる。
メディアの選手採点は?
『MilanNews』は7点をつけ、前半のハッチンソンを「非常に勢いがあった」と評価した。右サイドでは「ほとんど思いどおりにプレーした」とし、相手のサイドバックはほとんど止められなかったと記している。
『スポルトメディアセット』も7点の評価だった。誰もが左利きだけの選手だと考えている中で、軽やかなクロスでシセの1点目を演出したと評価。そのうえで「高い技術を見せた」とし、イエローカードを受けても影響されず、スピードで相手の守備を悩ませ続けたと記した。
アモリム監督「トップ下でもプレーできる」
試合後の記者会見で、ハッチンソンのポジション適性を問われたルベン・アモリム監督は、こう語っている。
「彼は右でもできるし、トップ下でもプレーできる。選択肢が増えることは重要だ。複数の役割をこなせる選手がいるのは良いことだ」
『スカイ』のインタビューでは、出場機会の少なかった選手を何人も起用したことについて、次のように話した。
「私は彼らを信じている。次の試合のことを考えると、同じ11人を使うことはできなかった。もちろんリスクはある。今夜負けていたら、何を言われたかはよく分かっている。私はチームのために最善を尽くし、物事を正しい方向に進めようとしている。今夜はうまくいった」
ハッチンソン本人「ポジションはどこでもいい、ピッチに立ちたい」
試合後、ハッチンソンは『スカイ』のインタビューに応じ、次のように話した。
「自分にとってはもう一歩前進だと思う。自分のパフォーマンスにとても満足しているし、このレベルを続けていきたい」
好みのポジションを問われると、こう答えた。
「状況によって変わる。中央でたくさんボールに触る試合もあれば、サイドで受ける試合もある。幅を使ってプレーするのは好きだ。でも正直なところ、ピッチに立てるなら、どこでも構わないんだ」
ここまでセリエAでのプレー時間は18分。出場機会に恵まれてきたとは言えないハッチンソンが、次のアタランタ戦でどのような役割を任されるのかに注目が集まるだろう。

