選手のメンタルケア事業や、イタリア代表の再建にも言及
インテルの元主将であるアンドレア・ラノッキアが『Flashscore』のインタビューに応じた。アスリートに心理面と栄養面の支援を提供するために自ら立ち上げたプラットフォーム「Athletics Mind」について語り、サッカー界の旬の話題にも触れた。『FcInterNews』が16日に取り上げている。
選手をまず人として見る監督の価値について(ルチアーノ・スパレッティがティフォージの罵声から擁護した出来事をふまえて)
「とても重要だと思う。今の時代は、それがすべてだと言ってもいい。監督はチームで最初のメンタリストだからだ。もちろん有能なスタッフに囲まれる必要がある。ただ、さまざまな考え方や文化を持つ選手とどう接するかを理解するのは、監督の役目だ」
「名将は、選手の内側にいる一人の人間を理解できるからこそ強みを持つ。外から見ると、サッカー選手には悩みなどないように映るかもしれない。しかし実際は、6歳から引退後まで、キャリアのあらゆる段階で困難に直面しているものなんだ」
イングランドのハル・シティでの経験を「デトックス」と呼んだ理由について
「プレッシャーのとらえ方がまったく違う。向こうではフットボールは試合として熱く楽しまれるけど、終わってしまえば、メディアもファンも同じような過熱ぶりは見せない。イタリアはものすごく情熱的だけど、ときに度が過ぎて、スポーツに対して間違った振る舞いをしてしまう」
「あの経験で、僕は元気を取り戻した。自分自身、カルチョと向き合うための適切なバランスを取り戻せたからだ。イタリアでは、それが難しくなっていたんだ」
外部の助けを求めると決めたのは、その時期か
「本当の転機は、インテルで訪れた。クラブが僕たちにカウンセラーを用意してくれたときだ。試してみることにして、すぐにとても居心地よく感じた」
「僕が選手たちにいつも伝えているアドバイスは、試してみることだ。最悪でも何も起こらない。最良の場合には大いに助けになり、生活の質が上がり、ひいては競技のパフォーマンスも向上する」
今季のセリエA優勝争いで、インテルに対抗できるライバルはいるか
「戦力を見る限り、いないと言っていい。歴史的にも、ここ数年は本当のライバルがいなかった。もちろんカルチョに絶対はなく、予測できないさまざまなことが起こりうる。ただ現時点で、最終節までインテルとスクデットを争える力のあるチームは見当たらないね」

