モドリッチへの信頼は揺るがず
ミランは16日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第1節でベンフィカと対戦する。ルベン・アモリム監督の試合前日会見の様子を『MilanNews』が伝えた。
2025年にマンチェスター・ユナイテッドを決勝へ導いた経験と今大会の目標
「大会に参加する以上、目標はもちろん優勝だ。我々の狙いは最後まで勝ち進むことだが、ライバルとなる強豪も多い。差を生むのは、それに値する選手層をそろえられるかどうかだ」
「選手層が厚ければ頻繁なターンオーバーが必要になるため、全員が常に準備を整えておかなければならない。怪我人が増えず全員がシーズンに集中できれば、どんな相手にも勝てるはずだ。モチベーションさえあれば、あらゆる大会で勝利を掴めると信じている。目指すべき場所はただ一つ、優勝だけだ」
今大会における最低目標
「ミランのようなクラブにおいて『最低限の目標』など存在しない。どんな結果になろうと、タイトルを逃せば君たちメディアはここに座り『不十分だ』とチームを糾弾するはずだ。私はそれを嫌というほど経験してきた」
「ポルトガルでさえ、決勝進出や優勝を逃せば『失敗』と烙印を押される。ベンフィカがELを制すべきだと誰もが口にするのも毎度のことだ。したがって『最低ライン』などない。我々の目的は次の試合に勝ち、最終的に頂点に立つことだけだ。『ベスト4やベスト8が目標だ』などと言うつもりはない。まったく意味がないからだ」
「重要なのは『勝利』という唯一の目標に向かって進むことだけであり、届かなければ批判を受ける。それがミランを率いる責任と対価だ」
ラツィオ戦を踏まえた明日のメンバー選考
「『良い内容で試合を終えたのだから、次の試合も同じ11人を並べよう』と考えがちだが、私はそうではない。重要なのは意識の変化があったという点だ。連戦が続くスケジュールの中で、ベンフィカ戦だけでなく次のレッチェ戦も見据えて管理しなければならない。いずれにせよ、ラツィオ戦で問われたのはメンタリティの側面だった」
ルカ・モドリッチの起用法と評価
「ルカがピッチ上で持ち味を発揮するには、チームとしてボールを長く保持する必要がある。プレッシャーがない状況で簡単にパスミスを犯し、ボールを失って走らされる展開が何度かあったが、それはルカに求められるプレーではない。彼のような選手を特定の試合や状況で活かすには、足元でボールを落ち着かせられる味方の存在が不可欠だ」
「もっとも興味深いのは、周囲の評価が毎週のように変わることだ。わずか一週間前のユヴェントス戦では『モレイラは準備不足で何もできなかった』と叩かれていたのに、一週間後には『ミランのヒーローだ』と持ち上げられている。この世界とはそういうものだ」
「私はルカの1試合のパフォーマンスだけで早急な結論を出すつもりはない。バロンドールを獲得した彼の価値を十分に理解しているし、試合ごとに展開は異なる。明日スタメンで出るかは分からないが、彼はシーズンを通してチームを助けてくれる重要なピースだ」
オマリ・ハッチンソンの状態と起用可能性
「出場の準備はできている。先発起用もあり得る。明日の布陣を今明かすつもりはない。マルコ・シルバ監督もこの会見を見ているだろうし、彼は実に賢い男だからね。選択肢の一つであることは確かだが、これ以上スタメンに関する情報は与えない。ハッチンソンが出場可能であることだけは伝えておく」

