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ミラン、大型補強で財政は? ラファエル・レオン売却なら黒字転換との解説

純資産は約2億ユーロ、カギはCL復帰

移籍市場が進行する中、ジャーナリストで財政専門家のマッテオ・スパツィアンテ氏が『ガゼッタ・デッロ・スポルト』でミランの収支について語った。

ミランは今夏のメルカートで大きな動きを見せている。ゴンサロ・ラモス、マリオ・ヒラに加えてディエゴ・モレイラを獲得したことで、約1億5000万ユーロを補強に投じた計算だ。

これにより、クラブの財政を心配する声もあるが、現状はどうなのだろうか。スパツィアンテ氏は次のように解説した。

「この赤字をどう埋めるか。道はやはり放出しかない。まずはラファエル・レオンだ。最も大きな収入をもたらし得る選手であり続けている。4000万ユーロでの退団は、譲渡益(2880万ユーロ)と償却費・総年俸の節約(約1220万ユーロ)を合わせて約4100万ユーロのプラス効果を生む計算になる」

「彼を売却すれば、獲得に投じた1億5000万ユーロがあってもなお、収支への影響という点でミランの移籍市場をプラス圏に持ち込める」

「ただし、これが唯一の道ではない。フィカヨ・トモリを1000万ユーロ、ユスフ・フォファナを1500万ユーロで放出しても、譲渡益と節約分を合わせて収支をプラスに戻すことができる」

放出が実現しなかった場合は?

ただ、肝心のラファエル・レオン放出は難航している。

「では、残り12日間の移籍市場で放出が一件も実現しなかったらどうなるか」とスパツィアンテ氏は続けた。

「まず、6月末のウィンドウはすでに慣行として認められており、その時期にも大きな譲渡益が発生し得ることを忘れてはならない。より全体的に見れば、ミランは2025年6月30日時点で約2億ユーロの純資産を保有しており、2025/26シーズンの赤字によって受ける影響はごくわずかにとどまっている」

「そのため、少なくとも会計上は、より大きな損失であってもクラブの財務諸表は問題なく吸収できる。ただし、それには早期にUEFAチャンピオンズリーグに復帰することが条件だ。そうして初めて、プレイヤートレーディング(選手売買による収支調整)に頼らずに状況を立て直すことができる」

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