昨季の騒動で遺恨を残したミラン守護神
ミランは11日のセリエA第32節でウディネーゼと対戦する。この一戦を前に、ウディネーゼの一部ティフォージが殺気立っているようだ。『MilanNews』が9日に取り上げた。
9日夜、ウディネーゼの本拠地ブルーエナジースタジアムの外に、一つの横断幕が掲げられた。そこには「メニャンのくそ野郎」と書かれており、試合前からミラン守護神を“歓迎”する用意をしている様子だ。
ウディネーゼとメニャンの間では、遺恨がある。
昨季の対戦でメニャンはスタンドから人種差別的なチャントの標的となった。その事件では、加害者が特定され、3人の男性と1人の女性、計4人に対してウーディネの県警本部長より5年間のスタジアム入場禁止令が言い渡された。だが、問題を起こしたとされる一部ティフォージ側は差別の意図がなかったと主張していた。
こうした背景から、ウディネーゼの一部ティフォージはメニャンに特別な敵対心を持っており、11日のゲームでも厳しい反応があることが予想される。
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