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ミラン、痛恨のドロー。2点リードからレッチェに追いつかれる

ラファエル・レオンが立ち上がりに負傷交代

11日にセリエA第12節のレッチェ対ミランが行われ、2-2の引き分けに終わった。

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ミランは事前の予想メンバーから1つサプライズがあった。ルベン・ロフタス=チークが先発に入らず、トンマーゾ・ポベガが起用されている。予想されていた4-2-3-1というよりも4-3-3のシステムで入った。

パリ・サンジェルマンを下したミランは、立ち上がりにアクシデントが発生。ラファエル・レオンがハムストリングを痛めてプレー続行不可能となり、9分でノア・オカフォーが入った。

それでもミランは敵地で先制に成功した。28分、オカフォーとのワンツーでテオ・エルナンデスが左サイドを突破して中にえぐると、マイナスに強いクロスを入れる。これに飛び込んだジルーが体に当ててゴールネットを揺らしている。

ミランは35分に追加点を奪う。前を向いてドリブルを仕掛けたタイアニ・ラインデルスは、ジルーの動き出しを利用してドリブル突破。ゴール前であっさりとフリーになり、GKの股を抜くシュートを決めた。

2点リードで折り返したミラン。後半は楽な展開になることが期待された。実際、後半の立ち上がりには決定機が続き、3点目も遠くない雰囲気だった。

しかし、63分にレッチェが3枚替えを行うと、一気に流れが変わる。66分、レッチェはCKからアレクシス・ブリンがヘディングしたボールをニコラ・サンソーネが押し込んで1点を返す。その4分後にはユヌス・ムサからボールを奪ったところからショートカウンターを仕掛けて、最後はラメク・バンダが決めて同点とした。

前節ローマ戦はアディショナルタイムの2失点で逆転負けしていたレッチェ。今節はそのお返しとばかりに終盤攻め立てて逆転弾に迫っていく。

ミランはアディショナルタイムにジルーが退場。反対にレッチェはまだ諦めていなかった。アディショナルタイムの4分、GKからのロングフィードがロベルト・ピッコリに入ると、ミラン守備陣は周囲に5人いたものの寄せが不十分。ロングシュートを叩き込まれた。

その後、ピッコリがチャウの足を踏んでいたことが映像で確認されてゴールは取り消し。試合は2-2で終了した。ただ、ミランにとっては負けに等しいドローとなっている。

ミランはカンピオナート4試合続けて白星なし。レッチェは連敗を3で止めた。

【ミラン採点】痛恨ドローの責任は誰に? 数少ない好評価はラインデルス

レッチェ対ミラン:ハイライト動画

セリエA公式YouTube
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