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ミランの問題はラファエル・レオン? コレクティブの欠如を指摘するサッキ

ミラノダービーで負った深手が癒えず?

ミランは23日のセリエA第5節でエラス・ヴェローナに勝利を収めたものの、あまり好印象は与えていない。アッリーゴ・サッキが24日の『ガゼッタ・デッロ・スポルト』で自身の意見を述べた。

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1-0で勝利したエラス・ヴェローナ戦

「私の印象では、また苦戦していた。ヴェローナに勝つのは簡単ではないが、それにしても魅了されなかった。問題は、ピオリのチームがコレクティブではないということだ」

コレクティブとは

「コレクティブというのは、ボールの有無にかかわらず、11人がアクティブであるということ、プレッシングをかけるということであり、ボールを動かしてキープすることであり、全体が動き続けるということだ。ミランはアコーディオンのようでなければいけない」

「コレクティブは才能をより輝かせるものであり、閉じ込めるものではない。要するに、チームプレーが疎かになれば、才能だけでは行き詰まる。イタリアではあまり理解されていないが、ダービーでの敗戦はあまりにはっきりしていたため、環境に変化が起きた。それは当然のことだ」

「新戦力は監督のプロジェクトの中で機能しているのだろうか? そうであってほしい。選手を人として理解するのは大事なことだ。私がミランの監督になったとき、私のプレーアイディアに合わない選手や、プロとしての行動を尊重できない選手には移籍を求めた。新戦力が多いから我慢が必要だが、FWはボールがないときに戻ってこないし、DFはボールを持ったらロングボールを蹴ってしまう。混乱があるように映る。ピオリが秩序をもたらして、自分たちのスタイルに全体が忠実になることが大事だ」

ラファエル・レオンがカギ?

「ラファエル・レオンは素晴らしいゴールを決めた。だが、今のミランは彼のために存在している。レオンはボールがないときの戻りの少なさ、全体のタスクに入る意識の低さが目立ち、コレクティブではない。もっとヨーロッパで飛躍するには、全員が参加しなければいけない。全員がプレーにかかわり、チームのために自分を犠牲にすることがベースで、全てはそこからだ」

「ミランは多くのことを改善しようとしているが、まだ多くの課題がある。ダービーで喫した敗戦はなかなか消化できるものではない」

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