ナポリはザンボ・アンギサとキム・ミンジェがセカンドレグ出場停止
12日に行われたチャンピオンズリーグ準々決勝ファーストレグのミラン対ナポリは、1-0でホームのミランが先勝した。
●【ナポリ選手採点】キム・ミンジェの評価は大きく分かれる。オシメン代役にも賛否
●【ミラン選手採点】魔法のドリブルさく裂でブラヒム・ディアスに高評価。そのほかに目立ったのは?
ミランは予想どおり、2日に完勝したセリエAのナポリ戦と同じ先発メンバー。対するナポリはビクター・オシメン不在の最前線にジャコモ・ラスパドーリではなくエリフ・エルマスを起用した。
立ち上がりはナポリ。開始直後から決定機をつくって主導権を握った。
しかし、徐々に落ち着いていったミランは、25分にラファエル・レオンがカウンターで決定機を迎えて風穴を開けると、40分に先制点。自陣中央でボールを受けたブラヒム・ディアスが鋭いターンで3人を置き去りにして敵陣に侵入した。右に預けたボールをラファエル・レオンがダイレクトで折り返すと、オリヴィエ・ジルーが走ってつくった左のスペースにフリーで入ったイスマエル・ベナセルが入り、冷静にゴールネットを揺らしている。
前半アディショナルタイムにはシモン・ケアーのヘディングシュートがクロスバーに嫌われるシーンもあったミランは、良い形で折り返した。
後半はナポリが押し込んでミランが守る展開。ただ、ナポリは同点弾を奪う前に試合は再びこう着し、なかなかシュートまで持ち込めないようになった。
すると74分、追いかけるナポリに痛恨の出来事。ザンボ・アンギサがスピードに乗ってボールを拾ったテオ・エルナンデスに蹴りを見舞う形になってしまい、この日2枚目のイエローカードで退場。ナポリは10人になった。
その後、ナポリはさらにキム・ミンジェも警告を受けて、セカンドレグ出場停止が決定。ミランに2点目を奪われることは回避したが、大きな負ってナポリに戻ることになった。