加入はラゼティッチのみ
2022年1月のカルチョメルカートが閉鎖となった。この冬のミランの動きは、次のとおり。
IN
- マルコ・ラゼティッチ(FW/レッドスター)
OUT
- アレッサンドロ・プリッツァーリ(GK/レッチェ)
- ピエトロ・ペッレグリ(FW/トリノ)
- アンドレア・コンティ(DF/サンプドリア)
総括
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ミランの基本メンバーは、前半戦から変化なし。シモン・ケアーが今季絶望であることを考慮すると、前半戦から戦力ダウンともとれる。
ミランは今冬のメルカートでセンターバック補強を最優先に考えていたが、補強は失敗した。特にスフェン・ボトマンに熱を入れていたが、リールの要求額があまりに高く、今冬は断念。ただし、ミランは引き続きボトマンの獲得を目指すものとみられる。
ボトマン獲得に失敗した際には別の候補にいくとみられていたが、シャルケのマリック・ティアウの獲得も失敗。結局センターバックは補強できなかった。
ただ、補強失敗と断言するのはまだ早いかもしれない。ケアーに加えてフィカヨ・トモリも欠いた1月に、ミランは控えのセンターバックが活躍。特にピエール・カルルは株を上げた。トモリ、アレッシオ・ロマニョーリにカルルを加えて半年間をしのいで、来夏のボトマンに全力を注ぐという選択にもとれる。
前線はピエトロ・ペッレグリを完全移籍で獲得してトリノに渡す予定だったが、この案はモナコに反対されて頓挫。そのかわりに期待の若手枠として、マルコ・ラゼティッチを迎えた。
構想外だったアンドレア・コンティはサンプドリアへ移籍。もう一人の構想外、サム・カスティジェホの放出がまとまらなかったことはミランにとって誤算だったはずだ。
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2021-22後半戦基本フォーメーション
[4-2-3-1]
GK メニャン
DF カラブリア、トモリ、ロマニョーリ、テオ・エルナンデス
MF ケシエ、トナーリ、メシアス、ディアス、レオン
FW イブラヒモビッチ(ジルー)
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