ミランのステファノ・ピオリ監督が17日、マンチェスター・ユナイテッド戦の前日会見に臨んだ。その模様を『MilanNews』が伝えている。
敵地でのファーストレグを1-1で終えたミラン。セリエAではスクデットが遠のいているが、ヨーロッパリーグでできるだけ勝ち進むという目標はもちろん諦めていない。
「我々がプレーした全ての試合が成長につながっている。明日は結果が大事だ。勝ち上がりたい。ここに至るまで、多くのステップを踏んできた。そして今、勝利を欲している」
負傷は?
「イブラとベナセルが起用できる。彼らの復帰はうれしい。カラブリア、レビッチ、レオン、ロマニョーリはこれからの数時間と明日午前の練習をみてからだ。決めるまで、まだ少し時間がある」
イブラヒモビッチはプレーするのか
「選択はこれからだ。いずれにしても、90分間は厳しい。それでも、彼の復帰は我々にとって大きい」
イブラヒモビッチのパーソナリティの重要性
「彼とケアーの加入が、パーソナリティの面でチームを改善した。我々は、彼らとともに大きく成長したね」
イブラヒモビッチはサンレモ音楽祭で活躍した
「サンレモでの彼が良かったかは知らないが、偉大なカンピオーネだいうのは間違いない。ピッチで偉大な選手であり続け、ここから最後まで、彼の働きに期待している」
負傷者の多さは心配?
「選択肢は多ければ多いほど良い。明日誰がいるのかをみてみよう。いずれにしても、不在の選手がいなくてもうまくやれることは示してきた」
イブラとカバーニはどちらが優れている?
「イブラはカンピオーネで、私はカバーニを指導したことがない。彼は素晴らしい選手だが、私にはイブラがいる」
ドンナルンマ、テオ・エルナンデス、レビッチは、ナポリ戦でナーバスに見えた。
「それらは起こり得ることだ。もっと改善できたかもしれないがね。激しい試合でナーバスだった。そういったことから学ばなければいけない」
明日の試合へのアプローチは?
「予想は難しい。マンチェスターでは、彼らがアグレッシブだった。ファーストレグの結果は、我々の試合を制限できない」
ヨーロッパの大会でイタリア勢が不振
「最近の結果はそうだ。とはいえ、昨シーズンはインテルとローマがうまくやって勝ち上がった。ヨーロッパはよりテンポが早くてクオリティもある。我々はマンチェスターでリズムとクオリティを持ってプレーした。ただ、イタリアでは難しい。完璧な芝がないからね。我々は少し後れている。イタリアはあらゆる面で改善の余地がある」
8月の時点で今の状況を提示されたら、サインをしていたか
「誰だってそうするだろう。だが、我々は満足してはいけない。我々は期待を高めた。特定の結果を得られることを示した。ここまでやってきたが、シーズンの終わりに何も手にしてなければ意味がない。ただ、シーズンのこの時期にヨーロッパリーグのラウンド16にいて、カンピオナートで2位につけているという状況なら、誰だってサインをするはずだ」