ミランのラデ・クルニッチがセルビア『Mozzartsport.com』のインタビューに応じた。『MilanNews』が伝えている。
スペツィア戦の敗戦
「こういった試合のあとでは何を言うべきか分からない。相手を過小評価したとか、練習が十分ではなかったとかは言えない。ここまでやってきた方法と全て同じだったんだ。本当に分からないし、説明がつかない。いずれにしても、僕たちはひどい負けた方をした。僕がきてからの2年間でこんな悪いプレーはなかった」
そのあとでのミラノダービー
「日曜日に素晴らしいダービーができればと思っている。僕たちがスペツィア戦でやらかしたら、(インテルが)ラツィオ戦でここぞとばかりに気合いを入れてくることは分かっていた。首位に立つ絶好の機会を逃すことはできなかったんだ。でも、まだ試合はたくさんあるよ」
ロックダウン後のミランの好調
「シモン・ケアーやズラタン・イブラヒモビッチの登場で一歩前に進んだと言えるね。それまでも良いチームがあった。でも、シモンやズラタンのようなリーダーがいなかったんだ。彼らがすごく助けてくれている。それから僕たちのフィジカルコンディションだ。ポジティブなエネルギーがこのクラブにある。楽しみ始めると試合に向かうはより簡単になり。勝ち始めると、あらゆることがそれまでより簡単になるんだ」
ズラタン・イブラヒモビッチとのトレーニング
「彼の横でトレーニングすると、たまに自分が恥ずかしくなることが僕たちにはあると感じる。普通、身長のある選手は背の低い選手のような動きは苦手だ。彼は39歳だけど、特定のエクササイズ、筋トレではとてもかなわない。自然の摂理に逆らう魅力的な人だよ」
クルニッチ、イブラヒモビッチ、レビッチ、そしてマンジュキッチ。“ミラニッチ(Milan-ic)”は一つのチーム?
「ほとんど一緒にいる。イブラは元々言葉を知っていて、彼は僕たちと一緒にいることで、忘れかけていた言葉を思い出している。そこにマリオも加わり、今は4人でだいたい一緒にいるね」
ステファノ・ピオリ監督
「正直に言おう。僕のキャリアで最高の監督だ。選手がプレーしていなければ、満足できないものだ。そして、それは誰かほかの人のせいだと思う。基本的にそれは監督だね。でも、ピオリの場合違うんだ。まずは自分自身のせいだ。それまで自分が出られないときは監督のせいだったけど、ピオリは彼のベストを選択している」
レッドスターについて(『スカイ』)
「レッドスターでプレーするチャンスは残念ながらなかった。子供の頃から夢だったけどね。セルビアに戻って大好きなスタジアムでプレーするのは感慨深いよ」