ミランは19日、マリオ・マンジュキッチの獲得を発表した。チェルシーのフィカヨ・トモリも、ほぼ確実というところまできている。しかし、まだ終わりではないかもしれない。この数日、ミランは左サイドバックの補強に動いており、様々な候補者が噂されているところだ。
『TMW』は左サイドバック補強の候補を4人まで絞り込み、それぞれの現状を伝えている。
ジュニオール・フィルポ(バルセロナ)/24歳
バルセロナで出番が少なく、以前から移籍の話題が出ていた。夏にはインテル行きの噂も。そして今はミラン行きの可能性が浮上している。ただ、実現は現時点で困難。ミランが探しているのはテオ・エルナンデスの控え。ピッチに立ちたいジュニオール・フィルポの希望とは異なるためだ。
ただ、『カルチョメルカート』は19日夜、現時点で最も説得力のある候補がジュニオール・フィルポだと伝えている。両クラブはこの日も連絡を取った模様。ミランは完全移籍オプション付きレンタルを打診し、バルセロナは完全移籍での放出を望んでいるようだ。
ヌーノ・メンデス(スポルティングCP)/18歳
2002年生まれの左サイドバックは、スポルティングの今季の主役の一人。そのため、スポルティングが放出を認めるのは、よほどのオファーが届いたときのみ。ミランとしては非常に興味深い選択肢として注目している。
イアゴ(アウグスブルク)/23歳
1997年生まれのブラジル陣。2019年にアウグスブルクに加入したときから、ミランが注目している左サイドバックの一人。EUパスポートを所持していることは大きなプラス材料。今シーズンは13試合に出場し、1ゴール3アシスト。
マティアス・ビニャ(パルメイラス)/23歳
昨年1月にミラン加入がほぼ確実と言われていたウルグアイのタレント。ミランは今も高く評価しているが、パルメイラス移籍後に市場価値はさらに高まっている。さらに、コパ・リベルタドーレス決勝のサントス戦(30日)が終わるまではパルメイラスが放出に応じないはずで、時間的も困難。