インテルは12月1日のセリエA第14節でSPALをホームに迎える。アントニオ・コンテ監督が試合前日の会見に臨んだ。『fcinter1908』がその模様を伝えた。
チャンピオンズリーグでスラビア・プラハを下して勢いのあるインテル。今節の相手は19位SPALということで、2位インテルにとって恐い相手には見えない。ただ、コンテ監督はそれが危険だと考えている。
「明日のメンバーはできる限りのベストメンバーだ。私からすれば、目標は一つだけだ。勝ち点3をまた獲ることだけだね。自分たちだけに集中しなければいけない」
「苦しむことは分かっている。SPAL戦は散歩じゃない。最大限の注意が必要だ。スラビア戦のような大きな勝利のあとで満足感が出てしまうことは防げない。ポジティブな熱気は歓迎だ。行き過ぎた熱気は必要ない。そして、いつものように勝ち点3を求めていく」
絶好調の前線2人については、このように話した。
「2人はシーズン開幕から確かに成長している。スラビア戦の前から比べても、だ。彼らはより良くポジションを理解しており、互いの特長をさらにいかせるようになった。それは彼らの日々の努力のたまものだ」
ルカクとラウタロ・マルティネスの活躍によって、セバスティアーノ・エスポジトはベンチを温める時間が長くなる。
「もし彼を信頼していないのなら、大事な一戦の重要な場面で彼を起用したりはしない。我々は敬意と信頼を置いている選手について話しているんだ」
「ローマ戦は考えない。バルセロナ戦は考えない。明日の試合を考え、明日の試合に勝とう。明日の試合に勝てば、さらなる熱意でローマ戦に迎える。うまくいかなければ、その熱意が半減するものだ」。