ピオとボニーは真価を見せられるか
インテルのラウタロ・マルティネスが負傷で離脱することになった。太ももの筋肉を痛め、約1カ月の離脱が見込まれている。
今季公式戦7試合で6ゴールを決めているエースの決定力を欠く上、チームをけん引するカピターノのリーダーシップも失うことになったインテルにとっては、真価が問われる時期になりそうだ。
『FcInterNews』は、「夏の移籍市場で一部で獲得を望む声があった5人目のFWの話に立ち返っても意味がない。3人のFWで戦うほかなく、バンディエーラ不在のこのときこそ、答えを見つける必要がある」とし、マルクス・テュラム、フランチェスコ・ピオ・エスポジト、アンジェ=ヨアン・ボニーへの期待を記した。
テュラムの経験
インテル専門メディアが最も期待しているのはテュラムで、以下のようのつづった。
「フランス人FWは好調で、経験があり、何より、より大きな責任を担うのにふさわしい特徴を備えている。ラウタロ不在の間、インテルの攻撃陣の基準点は彼になる。必ずしも、カピターノのすべてを代わりに担う必要はない」
「ラウタロの特徴も、リーダーシップも、動きも、誰にも再現できないからだ。ただ、その不在をできるだけ感じさせないようにしなければならない。ゴール、フィジカルの存在感、裏への抜け出し、個性。インテルが必要としているのは、最も苦しい時間帯にチームを引っ張れる、最高のテュラムだ」
証明したいピオ
ここまでセリエAで2ゴール2アシストと上々のスタートを切った生え抜きのピオ・エスポジトにとっては、「期待を確信に変える時」だとした。
「1年前とは立場が変わっている。もはや、将来性のある若手というだけではなく、いま答えを出すことを求められるFWだ。力はあり、周囲の信頼もあり、ラウタロの負傷は、先発に値する選手であることを示す重要な機会を与える」
ボニーの出番
そして、ボニーがいる。おそらく誰よりも、こうした機会を待っていた選手だろう。今季はまだ一度も先発していないが、起用されたときは、期待に応えることが多く、質と、結果を出したいという意欲を見せてきた。特に劣勢だったクラブ・ブルッヘ戦の終盤では好印象を残したはずだ。
同メディアは「キヴ監督のヒエラルキーの中でより重要な役割を得るチャンスがあるが、そのためには一段上のレベルに上がる必要がある。途中出場でうまく入るのと、先発から同じように効果的であることを示すのは別だ。試合が難しくなっても差をつけられるよう、継続性と冷静さが必要になる」
一回り大きくなれるか
ラウタロは7試合の欠場が予想されている。これは、インテルにとって大きな痛手であることは間違いない。だが、緊急事態は、これまで出場機会や責任が少なかった選手にとっての、試金石にもなり得る、。
3人のFWがそれぞれの役割を果たして、この難局を乗り越えたとき、インテルの前線はさらに一回り強力になっているかもしれない。

