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「試合を見直せ」「いや、見ていた」――レアル・マドリー戦敗北のインテル、識者の意見は分かれる

キヴ監督の捉え方には「楽観的すぎる」との苦言も

UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第1節が8日に行われ、インテルは敵地サンティアゴ・ベルナベウでレアル・マドリーと対戦し、1-2で敗れた。この大一番の内容をめぐって、『スカイ』のスタジオでは名物コメンテーター陣が激論を交わした。

試合は立ち上がりからインテルが主導権を握る展開となったものの、カーティス・ジョーンズとジョゼップ・マルティネスの痛恨のミスにより、インテルは黒星発進となった。試合後、番組内では敗戦の捉え方を巡り、ジュゼッペ・ベルゴミとファビオ・カペッロの意見が真っ向から対立した。

サイドチェンジの有無を巡るベルゴミとカペッロの応酬

口火を切ったのは、右のアンディ・ディウフと左のカルロス・アウグストによる両ウイングバックの働きを称賛したベルゴミだ。

「インテルはサイドチェンジを非常に多く活用していた。レアルが中央を締めてスペースを与えなかったからだ」

しかし、このコメントに待ったをかけたのがカペッロだった。カペッロは、レアル・マドリーが今季のラ・リーガでワイドな展開に苦しんでいた点を指摘し、インテルがそれを戦術的に突けなかったと批判を展開した。

「インテルは出だしこそ非常によく、ピッチを支配していた。レアルは何をしていいか分からず、インテルは思い通りにプレーできる状態だった」

「しかし、右サイドでディウフが大きな違いを生み出していたにもかかわらず、活かしきれず、そのサイドを使う回数が少なすぎた。細かいパス回しばかりが目立った。レアルがリーグ戦でオープンな展開に苦しんでいたのを見れば、明らかにこの試合に向けた準備やアプローチが不足していたと言わざるを得ない。インテルはレアルの戦術的な弱みを突く機会を逃した」

番組のMCが、中継の接続が完了したクリスティアン・キヴ監督に画面を切り替えようと制止に入ったものの、カペッロの勢いは収まらなかった。

「いや、彼らはスペースがあったにもかかわらずサイドチェンジをしなかった。それなのにやったと言うのか」

これに対しベルゴミも「サイドチェンジはしていた。ミステル(カペッロ)、彼らは何度もやってましたよ」と反論。カペッロが「もう一度試合を見直してごらん」と言い返すと、ベルゴミも「しっかり観ていました」と譲らず、スタジオ内には一時緊張が走った。

「楽観的すぎる」ボバンはキヴに苦言

一方で、ズヴォニミール・ボバンは前半のインテルのパフォーマンスを高く評価しつつも、敗戦の捉え方に対して冷ややかな視線を送った。

「前半のインテルは立ち回りが格段に上であり、明らかに『チーム』として機能していた。リーグフェーズを突破する力は十分にある。勇気を示して堂々と渡り合った。ただ、レアル・マドリーにスペースを与えればどうなるかも我々は目撃した。2つのミスから2失点。それでもインテルは気迫を見せた」

しかし、試合後のインタビューで好感触を語ったキヴ監督のコメントを受け、ボバンはこう苦言を呈した。

「決して悪いパフォーマンスではなかったが、それほど手放しでポジティブになれる内容でもない。大きなリスクを冒していた。監督は少しポジティブに捉えすぎているのかもしれない」

敵地ベルナベウで内容と課題の両面を突きつけられたインテル。専門家たちの間でも議論が白熱するこの敗戦を、キヴ率いるチームは次戦への糧とすることができるだろうか。

【レアル・マドリー対インテル】マッチレポート、コメント、選手採点など

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