【インテル採点】「後半は殺戮マシン」カリアリ撃破でスクデットへカウントダウン 好調バレッラらに高評価

指揮官のハーフタイムの修正にも賛辞

インテルは17日に行われたセリエA第33節でカリアリと対戦し、3−0の勝利を収めた。

インテルは前半、カリアリの堅守に手を焼いた。注目のエスポジト兄弟対決では、インテルのピオよりもカリアリのセバスティアーノの方が良い入りを見せ、古巣を激しいプレスで苦しめた。

それでも、後半に入ってインテルが均衡を破る。52分、中盤でニコロ・バレッラが潰れてフェデリコ・ディマルコが左サイドを抜け出すと、グラウンダーのクロスをファーに通して、マルクス・テュラムが先制する。

その4分後にはピオ・エスポジトの落としをバレッラが受けて右足でゴール左隅に決めてリードをひろげると、終了間際にはピオトル・ジエリンスキの見事なミドルシュートで3−0とした。

3連勝を飾ったインテルは、2位ナポリとの差を暫定で12とし、ゴールまであと7ポイントに。また一歩スクデットに前進した。

インテルの主な採点

ジョゼップ・マルティネス

FcInterNews:6.5 – 驚きの起用となったが、もっと出場機会を与えられるべきだという予感を確信に変えた。必死に汗をかくような場面こそ少なかったが、そのセーブと読みは、長い目で見れば決定的なものとなった。
スポルトメディアセット:6 – 前半終了間際、エリア外まで二度飛び出してピンチを凌ぐなど、高い集中力を証明した。試合開始直後のセバスティアーノ・エスポジトのシュートに対しても、鋭い反応を見せていた。

ステファン・デ・フライ

FcInterNews:6.5 – ボレッリとの激しい空中戦。相手は力尽くで突破しようとし、開始早々にイエローカードを受けるほどだった。経験豊富なオランダ人は、意欲に燃える若者に怯むことなく、ほぼ全ての局面で競り勝った。今季の出場機会の少なさは、彼のパフォーマンスに全く影響していない。
スポルトメディアセット:6 – ボレッリとのデュエルで何度も激しいコンタクトを受けたが、ファウルで倒された時以外は、ほとんどの場面で勝利を収めていた。

ハカン・チャルハノール

FcInterNews:6.5 – 秩序と正確さを保っていたが、周囲の動きが連動しなかったため、縦パスを差し込むのに苦労する場面もあった。そのため、自らボールを運んでトランジションを牽引せざるを得ないこともあった。徐々にトーンを上げ、彼がギアを上げるとチームもそれに呼応。後半はその最も顕著な例となった。
スポルトメディアセット:7 – 普段のように執拗なマークに遭わなかったため、膨大な数のボールに触れた。課題はカリアリの低いブロックをいかに崩すかであったが、後半も多くのボールを捌き、より決定的な役割を果たした。

ニコロ・バレッラ

FcInterNews:7 – 最後にカリアリのユニフォームを着てから8年が経ち、ブーイングを浴びることもあったが、彼にとってこの一戦が平凡なものになることは決してない。心身ともに充実しており、停滞気味のチームメートを呼び起こす「進撃のホラ貝」を鳴らす大役を引き受けた。時に無理なプレーもあったが、俊敏性とテクニックで局面を打開。そして、感情の詰まった一撃をゴールへと叩き込んだ。
スポルトメディアセット:7.5 – 充実した時期を過ごしており、影響力を与えたいという欲求がプレーに表れていた。左右に広く顔を出し、スペースがない場所でも道を探し求めた。後半10分、ついに見つけたスペースを突き、ふさわしい形で2-0のゴールを奪取。リーダーとしてのプレーを見せた。

マルクス・テュラム

FcInterNews:6.5 – 前半はまるで「追加の観客」のように振る舞い、ブラフをかましているようだった。ローマ戦やコモ戦で見せた大胆さは影を潜めていたが、どうやら好機を待っていただけだったようだ。ディマルコがその意図を汲んで送った絶好のクロスを冷酷に沈めた。そこからは「悪魔」へと変貌。3試合連続ゴールを記録した。フランス代表のデシャン監督もメモを取るべきだ。
スポルトメディアセット:6.5 – 常に1人、時には2人のマークに張り付かれた。その強靭なフィジカルを持ってしても突破は困難を極めたが、ハーフタイムにスタッフと話し合い、別のステップでピッチに戻った。再開後すぐに先制点を奪ってみせた。

フランチェスコ・ピオ・エスポジト

FcInterNews:6 – ミナとオベルトが、まるで影のように彼をマークし続けた。裏への抜け出しやエリア内でのポストプレーを試みたが、足元の技術に関してはトップ下のような選手ではないことが露呈する場面もあった。いくつかチャンスを活かせなかったものの、彼の働きは常に貴重だった。
スポルトメディアセット:6.5 – 昔のバスケットボールのピボットのように、相手エリア内のスペースを占有することに専念していた。背負った状態での過酷な仕事だったが、前半終了間際にシュートの味を思い出すと、後半はチームメトのためにより有用なプレーを見せた。ゴールだけが足りない、良い出来だった。

クリスティアン・キヴ監督

FcInterNews:7 – もはや驚きではないが、全てが計算されているかのようだ。前半は様子を見て、ハーフタイムの説教を経て後半に流れを変える。ローマ戦やコモ戦と同様、後半のインテルは一切の慈悲を見せない「殺戮マシン」と化す。前半失望させたのと同じ選手たちが変貌を遂げるのは、明らかに彼の采配によるものだ。スクデットへのまた一歩。
スポルトメディアセット:7 – 前半と後半でこれほどチームが成長するならば、間違いなく選手たちに何かを伝えているはずだ。後半のパフォーマンス向上が、彼の指導力を物語っている。

インテル対カリアリ:ハイライト動画

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