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インテル、ミランが狙うザークツィーにも関心?

ただし、移籍金はグズムンドソンの2倍以上

『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は24日、インテルの今夏のメルカートに言及した。

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スクデットが決まり、メディアは早くも次のシーズンの話題に焦点を当てている。ジェノアのアルベルト・グズムンドソンに対する関心は以前から何度も報じられているが、今回はボローニャのジョシュア・ザークツィーもターゲットだとしている。

同紙によると、インテルは来季、ヨーロッパの舞台で結果を出すため、「スーパーな攻撃陣」を形成したいと意向だ。今後どのように動くのかの方針を固めるために、遅くとも数週間以内にミーティングを行うことになるという。スクデットを早めに決めたことで時間的なアドバンテージがあり、新たなFWを狙う可能性があると伝えた。

ザークツィーといえば、ミランからの関心が再三報じられてきた。ボローニャの要求額は7000万ユーロ以上で、インテルにとっては手が出ない金額のはずだ。しかし、インテルは来季のクラブワールドカップ出場で大金が入ってくる予定で、数人の放出候補もいる。デンゼル・ドゥンフリースのほかに、若手のバレンティン・カルボーニ、フィリップ・スタンコビッチ、エスポジト兄弟、ガエターノ・オリスターニオ、ルシアン・アグメ、マルティン・サトリアーノと、ある程度の金額を集められるカードは十分。また、ボローニャとの間には、ジョヴァンニ・ファビアンの買い戻しオプションがあることも見逃せない要素だ。

ただ、やはり現実的な選択肢としては、グズムンドソンかもしれない。獲得に必要な金額は半分以下の3000万ユーロ程度である。こちらもインテルの財政状況を考えると安いわけではないとしても、ザークツィーに比較すれば差は歴然だ。

圧倒的な強さでセリエAを制したインテルは、次の目標設定が非常に重要なはず。新たなモチベーションを生み出すために、ジュゼッペ・マロッタCEOが刺激のある補強を目指していても不思議ではない。

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