「バレッラは退場になるべきだった」セリエA元審判がフィオレンティーナ戦のミスを語る

マッテオ・マルケッティ主審は2つのミスを犯した？

元セリエA審判員のマウロ・ベルゴンツィが、セリエA第3節インテル対フィオレンティーナのジャッジに触れた。『Rai』の番組で語っている。

ベルゴンツィはマッテオ・マルケッティ主審に2つのミスがあったと指摘。前半終了間際にニコロ・バレッラがアルトゥールに足を踏まれたシーンだ。

同氏は「完全に足を踏まれているからマルケッティは警告を出すべきだった」と、1つめのミスを挙げている。

ただ、同時にバレッラは退場させるべきだったとも指摘している。バレッラは前半終了後、マルケッティ主審に詰め寄って抗議をしたことでイエローカードを提示されている。去り際に放った一言は、基本的に一発退場になることでお馴染みの汚い言葉だ。

このシーンについてベルゴンツィは「バレッラはインテルでもイタリア代表でもリーダーであり、選手として偉大だ。UEFAの大会ではこういったことは許されない」とコメント。「あれはレッドカードになるべきだった。マルケッティは少し控えめで、バレッラに対してミスを謝る気持ちもあったのかもしれない。ただ、あれを容認しては、全ての審判団の信用性を貶めることになる」と語り、バレッラはレッドカードだと主張した。