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「去年の今頃はほぼ終わっていた」。インテルの補強おくれを不安視するイタリアメディア

GK、DF、MF、FW…全部不十分なインテル

インテルの補強のおくれを不安視する声が相次いでいる。

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インテルはこの夏にサミル・ハンダノビッチが契約満了で退団。アンドレ・オナナをマンチェスター・ユナイテッドに売却した。新たにラッファエレ・ディ・ジェンナーロを獲得しているが、こちらはアレックス・コルダスの後釜としての第3GKで、ピッチに立つ予定があるレベルのGKが不在のまま、日本ツアーが始まっている。

プレシーズンマッチが本格化し始めたこの時期に、GK不在というのは異例の事態。長年、GKに不安はなかったインテルだが、現在は状況が違う。

『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は24日、「去年の今頃はすでにメルカートでの動きがほぼ完了していた。センターバックの控えとしてフランチェスコ・アチェルビが到着していなかっただけだった」と指摘している。

GKだけでなく、ロメル・ルカクの裏切りによりセンターフォワードも人数が足りていないことにも触れた。さらに、センターバックももう1枚欲しいところで、ロビン・ゴセンスが移籍するのであれば、モンツァのカルロス・アウグストも再燃するはずだとしている。

また、リールのティアゴ・ジャロも以前から注目しているが、3月に負ったケガで離脱中のため、1月の取引になるか、リールとの契約が満了となる1年後に動くことになると伝えている。

『トゥットスポルト』は、現状で5人が足りていないとした。GKが2人、センターバック1人、センターフォワード1人、そして、6人目の中盤だ。

ルカクの騒動で大きく予定が狂った形だとしても、GKの補強がここまで遅れているのはシモーネ・インザーギ監督にとってうれしいことではない。インテルはヤン・ゾマーの獲得を急いでいるようだが、そろそろ決着を迎えるだろうか。

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