ダヴィデ・マッサ主審のジャッジは妥当だった?
インテルのロメル・ルカクの退場が大きな話題となっている。ただ、いずれにしても、コッパ・イタリア準決勝セカンドレグの出場は厳しいのかもしれない。
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インテルは4日に行われたコッパ・イタリア準決勝ファーストレグでユヴェントスと対戦。敵地での試合は終了間際がPKを決めて、インテルが1-1に追いついて終わっている。
大きな問題が起きたのはそのあと。ルカクがユヴェントスのスタンドに向かって口に指を当てるジェスチャーをしたことで両チームが一触即発。ルカクは2枚目のイエローカードで退場となった。試合終了後には両チームが大揉めとなる事態となっている。
人種差別の標的になっていたのであれば、ルカクに対する警告は取り消される可能性があるのではないかという声もあるが、『スポルトメディアセット』はまだ審判団の報告書を待っているが、処分撤回は厳しい見込みだと伝えた。
『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、イタリア審判連盟(AIA)の責任者であるジャンルカ・ロッキ氏はダヴィデ・マッサ主審のジャッジを好評価。ルカクのほか、サミル・ハンダノビッチ、フアン・クアドラードに対するカードも正しい判断だったと評価しているそうだ。
問題となっているルカクのジェスチャーは、「リアクション」ではなく「アクション」として考えられている。つまり、人種差別の標的になっていることをマッサ主審が把握していれば試合を止めるべきことであり、それがなかったということはその問題を認識していなかったから。ルカクがジェスチャーをしたときには、挑発行為として見えても仕方なかったという判断のようだ。
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