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インテル移籍を振り返るコルドバ「運命を変えたのはあの2試合」

レアル・マドリーも動いていたが、アスプリージャを観てイタリアへ

かつてインテルで活躍したイバン・コルドバが、コロンビアのレジェンドであるカルロス・バルデラマのチャンネル『Un Rato con el Pibe』で同氏と対談した。『FcInterNews』が取り上げている。

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2000年1月にアルゼンチンのサン・ロレンソからインテルへ移籍したコルドバは、2012年までプレー。小柄な身長ながら、驚異の身体能力でセンターバックを務め、ティフォージに愛された。

コルドバは、マッシモ・モラッティ氏とのエピソードについて語り、自身がインテルへ移籍したときの詳細を明かしている。

「モラッティ会長は、試合を観るのがお好きだった。カルチョに生きていたね。ビデオでも観ていたくらいだ。会長はアルゼンチンのカルチョを好んでみていたよ」

「(コルドバ加入の半年前にインテルの指揮官になったマルチェロ・)リッピは、センターバックの補強を望んでいた。ちょっと名前は覚えていないんだけど、リッピのアシスタント(ナルチーゾ・ペッツォッティ)が2度私の視察にきたんだ。その2試合が運命を変えたね。私はゴールも決めたんだ。2度目の視察のあとで交渉が始まり、お互いのことを知るようになった。人としても知りたいと思い、結局(アルゼンチンを)離れることを決めたよ。真剣だったし、モチベーションにあふれていると思ったからね」

「サン・ロレンソで妻と幸せに暮らしていた。だから、『何も起きなければ、ここに気分よくとどまろう』って妻と話していたんだ。私は契約延長に迫っていたしね。それから8日間が経過し、インテルが戻ってきた。そして交渉が始まったんだ。同時に妻の妊娠が分かって、全て変わったよ。でも、妻に言われたんだ。『心配しないでいってらっしゃい』ってね」

「そうやって交渉が進み、全てまとまったかと思った。でもそれから代理人から連絡がきて、『イバン、問題発生だ。サン・ロレンソが納得していない。君がボーナスを諦めれば決着がつくがどうする?』という話だった。700万ドルだったかな。それからルッジェーリ(サン・ロレンソのSD)からも連絡があって、レアル・マドリーが私を欲しがっているという話も聞いた。サン・ロレンソに入るお金が300万ドル上乗せになるし、私に対してももっと条件を出すと説得されたんだけど、私がノーと言ったんだ」

「当時の私は、イタリアのカルチョしか観ていなかった。ファウスティーノ・アスプリージャがプレーしていたからね。だから、すぐにインテルのことを考えたよ。それでボーナスを諦めた上で、妻とインテルに行くことに決めましたって伝えたんだ」

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