レアル・マドリーやマンUからも若手招集
アルゼンチン代表の候補メンバー44人が発表された。リオネル・スカローニ監督が、またしてもイタリアでプレーしている若手に声をかけている。
アルゼンチン代表は昨年11月、ユヴェントスU23でプレーするFWマティアス・スレーを招集して話題になった。当時はトップチームデビューがまだだったものの、いきなりアルゼンチンのA代表に呼ばれた形だ。
今回はインテルからのサプライズ。フランコ・カルボーニ、バレンティン・カルボーニの兄弟だ。兄のフランコが左サイドが主戦場の18歳。弟のバレンティンは2つ下で、今月5日に17歳の誕生日を迎えたばかり。こちらはトップ下が本職だ。
カルボーニ兄弟は、現役時代にカターニアでプレーしたエセキエル・カルボーニの息子で、2人ともイタリアの世代別代表を経験済みだ。
そのほかにもレアル・マドリーのニコ・パス、マンチェスター・ユナイテッドのアレハンドロ・ガルナチョ、ラツィオのルカ・ロメロと、10代の選手が多く候補になっている。
アルゼンチン代表はすでにワールドカップ本大会行きを決めており、次のベネズエラ戦とエクアドル戦は様々な選手を試す機会にできる。上記の選手たちはスペインとの二重国籍を持っていることから、この機会にA代表デビューをさせてしまおうという思惑があるかもしれない。
なお、そのほかにイタリアでプレーするアルゼンチン人選手では、ムッソ（アタランタ）、モリーナ（ウディネーゼ）、マルティネス・クアルタ（フィオレンティーナ）、ペレイラ（ウディネーゼ）、ニコ・ゴンサレス（フィオレンティーナ）、スレー（ユヴェントス）、ディバラ（ユヴェントス）、ラウタロ・マルティネス、ホアキン・コレア（いずれもインテル）、シメオネ（ヴェローナ）が呼ばれている。
