かつてインテルで活躍したマイコンが、クラブの公式ポッドキャストでコメントを残した。『FcInterNews』が伝えている。
21日にミラノダービーを控えるインテル。マイコンが当時を振り返った。
あなたにとって最初のミラノダービーは2006年だった。4-3で試合が終わるときまでクルヴァ・ノルドに向かって全力で走るエネルギーを見せていました。
「そのときのことは完全に覚えているよ。初めてのダービーだったからね。こういった試合に勝つことはとても大きい。選手として成長するために正しいエネルギーを与えてくれる」
ダービーに至るまでの時間はどう感じるもの? ダービーは選手にとって、どんなものでしょうか?
「ダービーの前日は、毎回あまり寝られないよ。ミランのような相手と戦うことは、僕のキャリアにおけるとても大きなことの一つだ」
ジュリオ・セーザルとルシオがいて、相手にはロナウジーニョやカカーがいるダービーもありました。
「代表の仲間と勝負できたのは素晴らしかったね。カカーとは代表のチームメートとしてずっと冗談を言い合っていた。いつも僕を楽しませてくれたね。大事なのは、全員がベストを尽くして、その上で今も友情は変わらないということだ。それぞれがベストを尽くしているよ」
2009/10シーズンは4-0で勝ちました。
「アレは僕にとって唯一無二の試合だ。ゴールを決めたときは、試合前に賭けていた友達のところに向かって走ったよ。賭けは彼の負けだったね」
あなたにとって最後のダービーでは、4-2で勝ちました。あのときのゴールはキャリアでベストと言えるでしょうか?
「僕はキャリアでいろいろ素晴らしいゴールを決めたよ。もちろん、僕たちの勝利につながったし、最高の一つには挙げられるね。ダービーは特別なんだ。イタリアだけでなく、世界中が見ている。こういった試合に出られたことは誇りだし、インテルに感謝しているよ」
特にダービーに燃えていたのは?
「マテラッツィだね。君たちの方が知っているだろ。ただ、チーム全体が試合の重要性を理解していたよ」
21日はどんな試合を期待していますか?
「サン・シーロに行って、このダービーを直接感じたかった。それは残念だけど、どのみち素晴らしい試合になる。この試合はタイトルレースで決定的になると思うよ」
多くの人がハキミこそあなたの後継者とみている。あなたはどう感じますか?
「試合を見ていると、本当に違いを生む選手だと感じる。でも、比較というのは難しいね。それぞれ違うクオリティがある。ただ、彼のクオリティと特長が素晴らしいことはみんなが見ているとおりだ。彼はますます自信を深めていて、それは大事だね。彼がインテルをさらに良くすることを願っているよ」