買取オプションなしの1年レンタルで加入へ
フィオレンティーナが、レアル・マドリーからフランコ・マスタントゥオーノを獲得することが濃厚になった。『スカイ』などが5日、クラブ間で合意に達したことを伝えている。
フィオレンティーナは、完全移籍オプションのないシンプルなレンタルで合意。フィオレンティーナが求めていた給与分担についても両クラブの折り合いが付き、取引の成立が決定的になった。
ジュゼッペ・ロッシが太鼓判
この補強に対し、フィオレンティーナOBのジュゼッペ・ロッシが『Radio FirenzeViola』で期待を寄せた。
「彼のプレーを何度も見たが、非常に巧みでサッカーIQが非常に高い。フィレンツェのティフォージに愛されるタイプで、ファビオ(・グロッソ監督)も起用法を理解して喜びをもたらすはずだ」
アルゼンチンメディアも「決定事項扱い」
『ESPN Argentina』のヴィト・デ・パルマ記者は同ラジオに対し、アルゼンチン現地での受け止められ方を明かしている。「現地では移籍はすでに決定事項として扱われている。レアル・マドリーでは層の厚さに埋もれるリスクがあったが、フィオレンティーナは成長に適した環境だ。技術的な高さに加え、フィジカル面でも欧州の強度にすでに馴染んでいる」と解説した。
さらに、同記者はマスタントゥオーノのスタイルについて「古典的な10番のセンスを持ちつつ、近年で言えば動きやメンタリティの面でカカーに最も近い。右サイドから中央へ入るプレーを得意としており、グロッソ監督の4-2-3-1や4-3-2-1のシステムにも適応できる」と指摘した。
グロッソ体制の攻撃陣完成へ
フィオレンティーナは、モイーズ・ケーンの残留が濃厚となったことに加えて、マスタントゥオーノが加入することで、グロッソ監督が率いる新シーズンの攻撃陣の骨格が固まりつつある。
『TMW』の分析によると、マスタントゥオーノは右サイドのポジションから中央へ切り込んでチャンスを創出する役割を担う見込みだ。これはグロッソ監督がかつて指導したドメニコ・ベラルディに近いアプローチとされる。
前線で裏への抜け出しとボールキープ力を持つキーンとの縦ラインは、補完性の高いユニットとして期待を集めている。

