日程差については「オランダリーグではそれができた」
インテルは11日、UEFAチャンピオンズリーグ・ラウンド16セカンドレグでフェイエノールトと対戦する。フェイエノールトのロビン・ファン・ペルシ監督が、試合前日会見に臨んだ。『スカイ』などが伝えている。
フェイエノールトはリーグ戦を延期してインテル戦に備えた
「我々は土曜と日曜にトレーニングを行った。モンツァ戦も見たが、インテルはいつものインテルだった。攻撃、守備、トランジションすべてにおいて素晴らしいプレーをしていた。大きなチャレンジになるが、我々にもチャンスはある。インテルは自分たちのスタイルを持っていて、それが非常に機能しているが、どんなに強いチームが相手でも必ずチャンスはある。我々もその可能性を研究してきた」
シモーネ・インザーギ監督は日程の差に不満がある様子
「試合を延期できたのは良かった。我々のリーグではそれが可能だった。それがイタリアではできないとしても、それは我々とは関係のないことだね」
主力パイションの離脱は長引くのか
「そうは思わないが、数日様子を見なければならない」
オスマンとパイションが不在。もうあなたが出場するしかないのでは？
「いや、明日は絶対にゴールを決めないよ（笑）。どのチームにも負傷者はいるし、それはインテルも同じ。我々は今いる選手たちに集中する。彼らを信じているし、勝つために全力を尽くす」
選手たちに逆転の可能性を信じさせることはできたか
「まずはメディアの言うことを気にしないこと。彼らはすでにこの試合が決まったかのように話すが、まだプレーしていない。我々にとっては大きな挑戦だし、簡単ではないが、勝てないとは言わない。全力を尽くすし、逆転を信じている。奇跡を起こせるかもしれないし、それこそがスポーツの魅力だ。だからこそ、明日は4600人のフェイエノールト・ファンがロッテルダムから駆けつけるんだ」
逆転できなかった場合、満足できる結果とは？
「私は試合の結果ではなく、チームの姿勢や自信の持ち方を重視している。我々は全力を尽くすことが最も重要で、勝敗がすべてではない」
インテルは直近のモンツァ戦で2失点している。自信になるのでは？
「ただ、チャンピオンズリーグでは9試合でわずか1失点しかしていない。我々は試合をしっかり分析し、準備を進めてきた。特別なことをするわけではなく、インテルの強みだけでなく、我々自身の強みも研究してきた。インテルのスタイルは分かっているが、彼らにもスペースを与える瞬間がある。そういう場面をうまく突いていきたい。ミラン戦でもフェイエノールトは苦しんだが、試合の流れを引き寄せることができればチャンスはある。1stレグではそれができなかったが、明日は違う展開にしたい」
「非常に難しいことは分かっている。1stレグで彼らのクオリティを見たし、攻守両面で成熟したチームだ。まるで機械のように組織的に機能している。でも、難しいからといって諦めるわけにはいかない」
将来、イタリアで監督をする可能性は？
「誰にも分からないことだ。シーズンの初めにはヘーレンフェーンにいたが、今はフェイエノールトを率いている。サッカーの世界では何が起こるか分からない。もしかしたら、いつかイタリアで指揮を執る日が来るかもしれないね」
